vol.3〜5の開催も一気に決定!

「妄キャリ」「モ!」「BiSH」etc…超個性派アイドルが羽田に結集! ギュウ農フェスvol.2ライブレポ

2015.06.27

 悲願である地元・栃木でのアイドルフェス開催のために、電撃ネットワークのギュウゾウがスタートしたアイドルイベント「ギュウ農フェス」。渋谷WWWで行われたvol.1が前売ソールドアウト。その勢いに乗って発表されたvol.2もまた、再び前売が完売した。

 vol.2の出演陣も、ギュウゾウさんならではのほかにないラインナップで、当日の盛り上がりはもはや、イベント中止寸前!? 今回は、そんな「ギュウ農フェス vol.2 羽田空港アイドルフライトだっぺ!」(6月14日TIAT SKY HALL)の模様をレポートする。

 vol.2の会場となったのは、昨年羽田空港国際ターミナル内に誕生したばかりの「TIAT SKY HALL」。すぐ真下に到着ロビーがあるとあって、日本に到着したばかりの外国人とアイドルヲタが入り交じる珍妙な光景があちこちで見られた。

 vol.1同様に用意された先着の入場者プレゼントは、栃木県民のソウルフード・岩下の新生姜。ホールの壁には栃木の物産や地元スポーツチームのフラッグが翻ったりと、栃木カラー1色だ。

 そこにトップバッターとして登場したのは、リーダーのasCaが栃木出身のエレポップアイドル「エレクトリックリボン」。ライブ当日はAKB48選抜総選挙だったこともあり、「1位になったら水着でライブします」と公約した指原莉乃にかけて、自らも水着でのライブを宣言していたericaがビキニで登場。夏にふさわしい『波音チューニング』に、最新ナンバー『クリームソーダ』など、羽田空港目の前の東京湾をサマービーチに変える勢いでオープニングから盛り上げた。

 続いては昨年11月にステージデビューしたばかりの栃木の地元アイドル「ガールズq/b(キュービー)」。グループ名の「q/b」は那須の九尾の狐伝説からきており、主に栃木県北で活動中の4人組。タイトル通り元気いっぱいのジャンプで魅せる『JUMP!!』、パワフルでそろったダンスが見せ場な『ナイトエキスプレス』を披露し、栃木アイドルシーンの新星ならではのフレッシュさを見せつける。

 そしていよいよ、ギュウゾウさんが「この3組の並びが楽しみ」と前々から言っていたゾーンに突入。まずは過去の名曲を掘り起こす「名曲ルネッサンス」をテーマに活動している「アイドルネッサンス」。「空気感が違いすぎる」とギュウ農フェスの出演を危惧するファンもいたが、それはまったくもって杞憂だった。

 1曲目の『PTA~光のネットワーク~』(オリジナル:ユニコーン)の力強いダンスと歌声を怒号のようなコールで迎えると、フロアの盛り上がりはたちまちピークに。さらに対バン初披露となる『BANZAI』(木村カエラ)や『夜明けのビート』(フジファブリック)など、ロック系アイドルファンをも刺しに来るセットリストだ。メンバーの宮本茉凜にいたっては途中髪留めが取れてしまい、終盤髪を振り乱して歌うほどの激しさ。最後『ガリレオのショーケース』(UNISON SQUARE GARDEN)でホール上の拳を高く上げさせ、爽やかで熱い「ロックなアイドルネッサンス」の風を吹かせた。

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