「やっぱインサガより艦これだわ」 『インペリアル サガ』が“クソゲー”すぎて大荒れ

1506_imperial_saga.jpg『インペリアル サガ』公式サイトより。

 今月18日、スクウェア・エニックスから25周年を迎えた人気シリーズ『サガ』の最新作『インペリアル サガ』のサービスが開始されたが、わずか1週間で“クソゲー”という烙印を押されてしまった。

『サガ』シリーズはスクウェア・エニックスから発売された、ゲームボーイの『魔界塔士 Sa・Ga』(1989年)に始まり、『ロマンシング サ・ガ』『サガ フロンティア』と多くの名作を生み出してきたシリーズだ。今回配信された『インペリアル サガ』は、シリーズ初となる“PCブラウザゲーム”。闇の瘴気に覆われた複合世界「ディスノミア」を舞台に、主人公・半神アデルをはじめとする英雄たちの物語が描かれる。「三柱神」「七英雄」「四魔貴族」など、旧作のファンにとっては懐かしい要素が多く含まれているのもポイントだ。

 本作にはエグゼクティブプロデューサーとして『サガ』シリーズの生みの親・河津秋敏氏が携わっているほか、サウンドコンポーザーに伊藤賢治氏、メインキャラクターデザインに小林智美氏と、『サガ』シリーズでおなじみのスタッフが集結したということもあり、配信前は「イトケン(伊藤)いるならこれは期待…!」「トレーラー見たらインサガ普通に面白そうだった」といった『インペリアル サガ』に期待を寄せるファンの声が見受けられた。

 だが、いざサービスが開始されると、ゲームシステムなどに対し、不満が噴出。同作はいわゆる、くじ引き式でキャラを入手する“キャラガチャゲーム”なのだが、生命力の数値である「LP」がゼロになるとキャラがロスト(消失)してしまう、育成ゲームにもかかわらず出撃回数でキャラの成長がストップしてしまう、回復手段に乏しい、雑魚相手でも攻撃ミスが連発する……といった、やり込むには大変ストレスがたまるゲームになっているという。さらに、「課金するのが前提のゲーム」「スクエニはユーザーから金を巻き上げることしか考えないんだろうな」など、“課金への圧力”が強いといった評価が多い。

「唯一褒められるところがあるとすればBGMだけ」とまで言われている本作開始後、すでに2回メンテナンスが行われ、問題点は多少緩和されつつあるようだが、それでもなおネットには「『サガ』じゃなかったら初日でやめてるレベルのクソゲー」「インサガ(インペリアル サガ)のシステムを我慢できる奴が楽しめないゲームなんてない」と、ユーザーからの大ブーイングが起きている。また、人気ブラウザゲーム『艦隊これくしょん~艦これ~』とシステムが似通っていることから、「やっぱインサガより艦これだわ」という声も散見される。

“25周年記念作品”という喜ばしい舞台で大きく評価を落としてしまった『インペリア サガ』。問題点に早急に対応してもらいたいとともに、PlayStation Vitaで発売が予定されている新作『SAGA2015(仮称)』で、ぜひとも名誉を挽回し、25周年記念を飾ってほしいものである。

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