“トレパク疑惑”で炎上中の『刀剣乱舞-ONLINE-』 舞台&ミュージカル化も「騒動の火消しか?」

150610_torabu.jpg『刀剣乱舞-ONLINE-』公式サイトより。

 今月22日、人気ブラウザゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』(以下、『刀剣乱舞』)の舞台&ミュージカル化が発表された。ファンにとって喜ばしいニュースのはずだが、現在『刀剣乱舞』の“トレパク疑惑”が炎上中とあって、批判が殺到している。

 近年、ミュージカル『テニスの王子様』や舞台『弱虫ペダル』といった作品を筆頭に、多くのアニメ・マンガの“2.5次元化”がされている。その中で『刀剣乱舞』も舞台&ミュージカル化されるということで、今回の発表は『刀剣乱舞』ファンのみならず、2.5次元ミュージカルファンからの注目も集めている。『刀剣乱舞』を製作するニトロプラスの発表によると、これまで数多くの2.5次元ミュージカル作品を手がけてきたマーベラスがストレートプレイ(一般演劇)、同じくネルケプランニングがミュージカル(歌劇)の興行を担当するとのこと。

 ネットでは「刀を振り回しながら踊るのかなw」といった反応をはじめ、早くもキャスト予想が繰り広げられている。中には、本作で加州清光の声を担当する声優・増田俊樹が以前ミュージカル『テニスの王子様』に出演していたことから、「加州清光は増田(本人)で決定だな!」といった声や、往年の増田ファンからは「痩せて舞台に出て」との声も上がるなど、盛り上がりを見せている。

 だが、その一方で今回の発表に対し、ネットでは「トレパク疑惑の火消しのためですか」と、疑念を抱くファンが多数。というのも、『刀剣乱舞』ではゲーム内のイラストが、ネット上などにある画像をトレースして描かれたもの(いわゆるトレースパクリ[トレパク])なのでは、といった疑惑が頻発。今月13日頃にはゲーム内のアイテム「桜弁当・並」のイラストが、「お花見弁当グランプリ2014」で賞を獲得した弁当の写真をトレースしたものだと発覚したばかりだ。こうしたトレパク疑惑は、ファンの間でにわかに騒がれていた。これまでトレパク疑惑について否定をしてきた公式サイドだが、一部イラストについて、今月19日に『刀剣乱舞』開発/運営のTwitterアカウント(@TOUKEN_STAFF)が“ゲーム内にて使用しているアイコン等の画像素材に関する権利処理等”についてと銘打って謝罪。「各種状況の確認を行っております」という声明を出していた。

 そんな喧騒も冷めやらない中で、発表された『刀剣乱舞』舞台&ミュージカル化。ネットでは「トレパクの事実から発表しろ」「刀剣乱舞の舞台化は、ほかの舞台から演出も全部トレパクしてくるんですよね????」といった声が噴出した。

 1月のサービス開始以降、『刀剣乱舞』の人気はうなぎ上りだが、それに比例するかのように数々の騒動も起きている。今回の舞台&ミュージカル化に対しては「アニメ化もしてないのに、物語はどうするの」「『艦これ』アニメが失敗したから舞台化ですかw」と不安視するファンも見受けられる。“2.5次元版”『刀剣乱舞』が新たな騒動の火種にならないことを祈るばかりだ。

刀剣乱舞 タペストリー(内番)38:燭台切光忠

刀剣乱舞 タペストリー(内番)38:燭台切光忠

とりあえず、舞台もかっこよく決めたいよね!!!!

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