「女の子をなでるゲーム 不快感」新聞投書で議論紛糾! 『バトルガール ハイスクール』CMをめぐって

1506_batllegirlhigh.jpgコロプラ CM/PVギャラリーバトルガール ハイスクール なでなで編より。

 今月1日からスタートしたアクションRPGゲームアプリ『バトルガール ハイスクール』(コロプラ)のCM。このCMに対し、今月21日、新聞投書に「不快感を感じる」という意見が届いたことがわかり、同調意見と共に「過剰反応」という声が多数上がるなど、両者の意見が紛糾している。

『バトルガール ハイスクール』は、女子校の新任教師となったプレイヤーが、汚染された地球を救うべく生徒たちとともに戦いに挑む学園アクションRPG。今回、指摘されているCMは、手のマークで頭を“なでなで”されると、女の子のキャラクターが「先生~」と声を上げる。そして、女の子の周りはハートでいっぱいとなり、豊満な胸が揺れる…点という、なんとも悩ましいものである。このCMに対し、不快感を覚えた兵庫県の女性塾講師は、朝日新聞に投書。問題の投書は、以下の通りだ。

「女の子なでるゲーム 不快感」(学習塾講師 兵庫県 39歳)
 最近、スマートフォン用のゲームのテレビCMに疑問を感じている。プレイヤーは女子校の教師として中学生や高校生の子を特訓し、敵と戦わせるというゲームだが、女の子をなでて仲良くなることを売りの一つにしている。女の子の絵が表示されているスマホ画面をなでるのだ。CMでも頭をなでられた子が喜々としているアニメが流れる。
 
 私は塾で小・中学生を教えているが、褒める時に頭をなでたりしないし、塾も生徒の体に触れることを当然禁止している。学校現場でも生徒の頭を安易になでると問題になることがある。「出来ないからこそゲームの中でやってみたい」という思いをゲームにしたのかもしれないが、不快感を覚える人もいるだろう。

 ゲームのホームページには心理学者のインタビューが乗っていて、なでるコミュニケーションは生きる上で必要なことだと肯定している。だが問題なのは、なでると無条件に喜ぶ愛玩動物のように女の子を見ている視点だ。CMからもそのように感じられた。そうした宣伝の是非を企業は考えなかったのだろうか。


(※朝日新聞(大阪地区)6月21日付朝刊「声欄」より引用)

 この投書に対して、「現実とゲームの区別をつけよう」「あのCMがエロく見えるなんて、何かの病気じゃない?」など、ネットからは批難が相次いだ。一方で、「キモいもんはキモい」「嫌いなCMではないが、キモいと言われても致し方ない」と、これに賛同する意見が多く上がっているのも事実だ。

 中には、「CMやりすぎ」「朝から深夜までやってれば、ウザくなって嫌悪感も湧く」と、CMの放送回数に対する声も。ある意味目立つがゆえに巻き起こった今回の批判だが、このゲーム、その内容とは反対に“叱って伸びるタイプ”だったのかもしれない。

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