「めっちゃ揉めてなかった?」『アラタカンガタリ~革神語~』ついに連載再開で、ファン歓喜!

2015.06.24

「WEBサンデー」内アラタカンガタリページより。

 通称「アラカン」、渡瀬悠宇によるマンガ『アラタカンガタリ~革神語~』の連載が、来月8日発売の「週刊少年サンデー」(共に小学館)で再開する。2008年に連載がスタートし、2013年にはTVアニメ化もされた人気作だが、連載再開のニュースにファンからは喜びの声をはじめ、さまざまな意見が飛び交っている。

 ファンからの声で多いのが「めっちゃ揉めてなかったっけ?」というもの。本作は連載中ながら、同時に内容を修正したリマスター版が刊行されるという、異例のスタイルをとっている。これは過去に、物語の展開などをめぐって、作者と編集者が“大揉め”したためとされている。渡瀬氏が2014年に投稿したブログ記事によれば、以前の担当編集者が自分の思い通りにならないネームを通さなかったり、自分が理解できないシーンは話の重要度を問わずにカットされるなどしていたという(※現在、当該ブログ記事は削除)。この投稿は、当時ネット上で大きな話題となった。

 その後、長期の休載期間に入り、今回、ついに連載再開が報じられた。このニュースを受けて、ネット上では「編集部が頭下げたのか?」「多分(少年サンデーの)売上がかなり落ちてるから編集側が頭下げたんだろ」との憶測や、長期の休載を挟んだため「もうストーリー忘れたわ」「語りつくしたんじゃないの」などのネガティブな声も一部で上がっているが、連載を待ち続けたファンは「大勝利だな」「マジかよ、サンデー買ってくるわ」と、今回の知らせを嬉しく思っているようだ。

 今月19日からは、WEBマンガサイトの「クラブサンデー」にて、単行本23巻の続きから再開までの全話が期間限定で順次公開中となっている。7月の連載再開まで、こちらをチェックしてストーリーを思い出すのもいいだろう。再開後も順調に連載が続くのか、そして物語がどのように展開していくのか、注目したいところである。

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