ゲーム業界にまで“MERS”が感染!? 韓国のゲーム会社「アクションオンラインRPGにMERSを追加」に批判殺到!

2015.06.21

Wikipediaの「MERSコロナウイルス」より

 韓国で猛威をふるい、死者まで出ている“MERS”コロナウイルス。終息も見えず、韓国国内で混乱が続く中、ゲーム業界でもパニックになるニュースが持ち上がった。韓国のゲーム会社がアクションオンラインRPGの新しいキャラクターとして、MERSを加えると発表したのだ。それに対し、韓国はもちろんのこと日本でも批判の声が上がっている。

 MERSすらネタのひとつとして扱っているかのような今回の発表に、「不謹慎だと叩かれるぞ」「いかれてるの?」「企画段階で止めろよ」といった声が多い。ゲーム会社は「赤い鬼のようなイメージで“ボスキャラ”として登場する」と、ゲーム内におけるMERSのポジションも明確にしている。それに対し「雑魚キャラはテング熱ですか?」「エボラちゃんは出るの?」「勝てないボスキャラの登場」と、近年感染が拡大し話題を呼んだウィルスと絡め、面白がる声まで出る始末だ。

 韓国では昨今、ゲームに数十時間熱中して死に至ったケースが報道されるなど、オンラインゲームの中毒性が問題視されている。逆に、それだけ盛り上がっている韓国ゲーム業界なだけに、批判を浴びるようなアイデアも出さざるを得ないほど、煮詰まっている状況なのかもしれない。

 はたして今回のキャラクターMERSも炎上テクニックなのか、はては本当に面白いと思っただけなのか… ボスキャラの登場を見守りたい。

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