仮面女子・神谷えりなが得たものと失ったもの…メディアが注目した原因不明の病と闘うアイドルから一転!?

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神谷えりな。

　視線を向けているはずなのに、片目だけ視線が意図しない方へ外れてしまう斜視。その影響で、物が二重に見えてしまい、高校生の頃から激しい頭痛やめまいに悩まされてきたアイドルがいる。仮面女子のユニット・スチームガールズのメンバー、神谷えりなだ。数多くの病院を訪れるも、長らく“斜視の原因は不明”とされ、一時はアイドル活動を諦める瀬戸際まで追い込まれた彼女だったが、この度、原因が判明し、5月28日に無事手術を終えた。そして、この神谷えりなの復帰ライブが、6月13日に秋葉原にある仮面女子の常設劇場P.A.R.M.Sで行われ、復帰を喜ぶ多くのファンが集まった。

　本稿では、その復帰ライブのレポートと、“原因不明の病と闘うアイドル”としてメディア露出も多かった神谷えりなに、手術で得たものと失ったものについて直撃したインタビューをお届けする。

■神谷えりな、“見えること”に感動

　復帰ライブの2日前である6月11日は彼女が所属する女子大生ユニット・チェリーブロッサムがステージデビュー4周年を迎えたこともあり、開場するなり集まったファンが、お祝いの準備をしている姿が目についた。

　ライブはチェリーブロッサムからスタート。彼女たちが歌い始めるなり、ファンが用意したジェット風船が飛び交う。そして、MCに入ると、すかさず「チェリーブロッサム、4周年おめでとう！」というファンの声が会場に響いた。

　これを受け、立花あんなが「もうひとつ、おめでたいことが。神谷えりなちゃんが帰ってきました！」と報告。が、肝心の神谷えりなの第一声はというと……。「初めての方もいるかもしれないので、簡単に言うと、2週間休んでました！」。いやいや、もっと言うことがあるはずだろう。さすがのファンも面食らい、「え～っ!?」と驚く始末だ。改めて「目の手術で病気を治して、ここに新しい神谷えりなとして帰ってきました！でも、2週間ぶりのステージは、怖かったです。昨日もやっとライブができると楽しみにしていたのですが、実際にステージの袖に立ったら、心臓がドキドキして。でも、ファンがいっぱい来ていると言われ、なんかちょっとステージデビューした時を思い出しました」と心境を語った。

　スチームガールズのステージでは、1曲目に原因不明の目の病気と闘う神谷えりなをモデルにした「OPEN MY EYES」を歌い始めると、ファンが一斉に「お帰りなさい、えりな！」と叫ぶ。神谷えりなのソロパートでは、「えりな」コールも熱い。2回目のMCでは「最初の『お帰り』という声にびっくりしたのと、サイリウムとコールがすごかったです。ありがとうございます。ただいまっ！」とお礼を述べる神谷えりな。

　改めて「すごいよ、みんなの顔、見られるんだよ？　チェリーブロッサムのときも、見えすぎでヤバいって思っていたんだけど。今まではみんなのことが見えているんだけど、二重に見えることが多くて、私が目を合わせても目が合っていない感じがしたでしょ？　それが、見えるの！　見えるの！　見えすぎるの!!」とステージから見える光景を、興奮しながら語った。

☆次ページにインタビューあり!!

 
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