「4Kの時代に白黒アニメなんて尖ってる」「キャストが濃すぎる」 “幻の白黒アニメ”『暗闇三太』

1506_santa.jpg(C)「暗闇三太」製作委員会2015

 来月4日から九州朝日放送(KBCテレビ)で始まるアニメ『暗闇三太』。企画・原案から演出、声優、音楽まで豪華すぎるメンバーが揃い、話題を呼んでいる。

『暗闇三太』は「1967年制作、幻の白黒アニメ作品が発掘された」というコンセプトのもと、キャラクターデザイン、ストーリー構成、楽曲など、細部にまでこだわって制作されたオリジナルアニメ。

 企画・原案は、『ポケットモンスター』や『爆走兄弟レッツ&ゴー』シリーズなどで知られる吉川兆二。「ゴジラ」シリーズの怪獣デザインなどを手がけた西川伸司が演出アドバイザーを担当し、『暗闇三太』で昭和のアニメを再現する重要な役割を担っている。さらに、1992年にPCエンジン用ソフトとして発売された名作RPG『天外魔境2』の福田裕彦が音楽を担当するなど、レトロ作品に造詣の深い豪華スタッフが集結するという。

 声優陣には、『キテレツ大百科』コロ助役でお馴染みの杉山佳寿子や、『宇宙戦艦ヤマト』ガイデル役などで知られる柴田秀勝。また、若手人気声優のM・A・Oや福岡発の人気アイドルユニットLinQの姫崎愛未など、ベテラン勢から期待の新人まで、幅広いキャストが作品を盛り上げる。錚々たる面子に、「何これ、観たすぎ!」「キャストのメンバーが濃すぎる」「キャストがレジェンドばっかり」と期待の声が多く上がっている。

 さらに映像面では、KBCの豊富なアーカイブ映像を活用し、昭和・九州の風景をそのままアニメ背景として使用。産業革命遺産のひとつ、軍艦島(長崎県・端島)をはじめとした高度成長期当時の九州を舞台ととなる。この挑戦的な試みに対しても、「暗闇三太の作り方すげえ」「軍艦島はじめ高度成長期当時の九州のアーカイブ映像が背景ですって」「4K(フルハイビジョンの4倍の画素数)突入している時代に白黒のアニメなんて尖ってる」「アーカイブがしっかりしてる他の放送局と組むと面白そうなんだけど」など、公開された映像に興味を惹かれる声が大多数を占める。

 そんな中、「KBCテレビ放送って、コチラでは見られないのかしら」といった悲痛の叫びも多く見られる。『暗闇三太』の公式ホームページで見逃し配信が行われる予定のため、見逃した方や地域外の方も楽しむことが可能となっている。

 地獄と人間界とのバランスを取るため、地獄の番人・閻魔大王に使い魔として人間界に派遣された暗闇三太。見事、アニメ界の歴史を塗り替える作品となるか。世間の注目度が高いだけに、放送開始が楽しみだ。

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