北条司らを輩出した九州産業大学 同大美術館にて『Peeping Life』森りょういち展が始まる ほか

2015.06.16

――もはやオタク大国と化した“ニッポン“。今日も今日とて、萌えおこしに地方フェス、エンタメ系ショップの動向などなど、地元発のオタクニュースで満ち満ちている。そんなニュースをまとめてピックアップ! オタク大国の姿を定点観測します!! (週1回更新予定)【観測期間:6月6日~6月12日まで】

【佐賀県】

 今年も昨年に引き続き、佐賀県とゲーム『ロマンシング サ・ガ』のコラボ第2弾が行われている。6月20日、その「ロマンシング佐賀2」の一環として、地元サッカーチーム「サガン鳥栖」とコラボした「ロマンシングサガン」がキックオフ。ホームのベストアメニティスタジアムでFC東京を迎え撃つ。当日はショップの出店やコラボグッズの販売などがある。スタンプラリーでは春秋航空の往復ペアチケットが当たるかも?

参考URL<http://romasaga2.jp/sagan/

【福岡県】

九州産業大学美術館」公式HPより

 福岡市の九州産業大学は『シティーハンター』(集英社)などで知られる北条司さんをはじめ、マンガ家の出身者が多いことでも知られる。同大の美術館は、2010年に「キュウサンマンガクロニクル」を開催したことも。そんな同館で、6月12日より「森りょういち展『おいでよ、りょういちの森』」が始まった。森さんも同大出身で『Peeping Life』などのショートアニメで知られる監督。25日にはアーティストトークも行われる。会期は8月2日まで。

参考URL<http://www.kyusan-u.ac.jp/ksumuseum/

【神奈川県】

海街diary』公式HPより。

  6月13日より公開が始まった実写映画『海街diary』。吉田秋生さんが描く同名マンガを原作とした本作は、先月開催の第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でノミネート上映など、鳴り物入りでのスタートとなった。主役の4姉妹が鎌倉市で暮らしているという設定にちなみ、6月5日から江ノ電とのコラボを開始している。映画を観た後は現地へ足を延ばしてみるのもいいかも。

参考URL<http://www.shogakukan.co.jp/news/116580

【山梨県】

 マンガ・アニメを用いて地域活性化を目指す自治体が増える中、新たに山梨県が本腰を入れ始めた。6月11日に「山梨マンガ・アニメプロジェクト推進協議会」が発足。県出身のマンガ家には『美少女戦士セーラームーン』(講談社)の武内直子さんや『エースをねらえ!』(集英社)の山本鈴美香さんなどもおり、そうした作家の作品展などの開催も期待される。このほかアニメミュージアムやアニメ神社の設立、コラボ商品の開発など夢が広がる。

参考URL<http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20150611-OYTNT50184.html

【三重県】

凪のあすから』公式HPより。

 熊野市の喫茶店「道」にて『凪のあすから』背景画展が開催中だ。2013年に放送されたアニメ『凪のあすから』は、制作したP.A.WORKSは舞台を公にしていないものの、昨年より市内のカフェ「天女座」でファン交流会が定期的に開催されている。本作では御浜町出身の東地和生さんが美術監督を務めた。店内では作中で使用された背景画14点や設定資料集などを見ることができる。今月の28日まで。

参考URL<http://mainichi.jp/feature/news/20150612ddlk24040357000c.html

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