宝塚音楽学校と自衛隊は、似ているーー

むかし妖精、いま妖怪!? 宝塚OGユニット「STK30」が自衛隊広報誌で語った“日本の守り方”とは?

むかし妖精、いま妖怪!? 宝塚OGユニット「STK30」が自衛隊広報誌で語った日本の守り方とは?の画像1「MAMOR」(マモル/扶桑社)7月号

 「むかし妖精、いま妖怪」ーーこんなことを淑女に言おうものなら、横っ面を叩かれても文句は言えないだろう。しかし、これをネタというより、自らアピールしている宝塚歌劇団OGのユニットがあるのをご存知だろうか? その名は、どこかで聞いたことがあるような気がする……STK30だ。

 STK30は、未央一(元星組男役/60期)、あづみれいか(元星組男役/63期)、春風ひとみ(元月組娘役/65期)の3人が結成したユニットで、その名は「昭和」「宝塚」「歌劇」「(昭和)30年代生まれ」の略だそう。お察しの通り、AKB48を意識しての命名だ。

 そんなSTK30が、自衛隊広報誌「MAMOR」(マモル/扶桑社)7月号で、巻頭インタビューを飾っている。宝塚歌劇団と自衛隊。対極にある存在のようなこの両者が、実はとても近しい関係にあることは当サイトでも既報の通りだが、このインタビューの中では改めて、その関係性について語られているのだ。

「教育という面において、宝塚音楽学校と自衛隊は、似ているような気がする」(あづみ)
「踊っているときに全員の動きを揃えようとする場合、一番必要なのは、一人ひとりが同じ目的意識をもつこと。この考え方は、自衛隊でも同じだと思うんです」(春風)
「宝塚と自衛隊って、結構共通点が多いのかもしれません。同期との絆だったり、先輩と後輩の関係だったり」(未央)

 3人は現役当時を懐かしみながら、 「できるだけ多くの人々に宝塚の魅力を伝えることが、私たちなりの“日本の守り方”なのかもしれません」(未央)と、インタビューを締めている。世間は安保法制に沸いている今、“文化の自衛”からも目をそらさないでほしいものだ。
(文/山野一十)

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