『STAND BY ME ドラえもん』の曲作りにも影響!? 秦基博のマンガオタクっぷり

 映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌「ひまわりの約束」などを手掛けるシンガーソングライターの秦基博。ファンの間ではマンガ好きとして知られ、「Excite Music」のインタビューでも「週刊マンガ雑誌は週に5冊読んでいる(大学生時代は7~8冊だった)」と語っている。そんな秦が6月11日放送の『アフロの変』(フジテレビ系)に出演。自身のマンガ観を語った。

 登場するやいなや「マンガがとにかく好き」と語る秦。番組MCのミュージシャン・レキシ(池田貴史)も秦から『聲の形』(講談社)を貸してもらったことがあるという。そんな秦は「これぞまさに『未完の大器』 マンガの神様がのこした名作」をテーマに手塚治虫の未完の作品『火の鳥』(講談社ほか)と『ルードウィヒ・B』(潮出版社)を持参。

 秦がマンガに目覚めたきっかけが『火の鳥』だといい、「小学6年生の時に読んで、マンガってこんなに生きるとか死ぬとかいうのか(描くのか)と打ち震えた」と原体験を告白。『火の鳥』では鳳凰編と太陽編が特に好きだという。ちなみに秦と『火の鳥』の出会いは、小学校のボイラー室を掃除していたらそこに先生の私物の『火の鳥』全巻があり、先生に「持って帰っていいよ」と言われたことだとか。

 一方、ベートーヴェンの生涯を描いた『ルードウィヒ・B』については、音のないマンガにもかかわらず、そこから音楽が聞こえてくるかのように感じる手塚の技に「今までのマンガにはない表現」だと衝撃を受けたという。そして、この作品と近い感覚をおぼえたというのが、高校生のロックバンドを題材にした『BECK』(ハロルド作石/講談社)。こちらも「歌声とかバンドの演奏とかは全然出てこないけど、(音を)聞いた気になるじゃないですか」と語るなど、ミュージシャンらしい視点でマンガ解説を行った。

 また、秦は以前に声優・平野綾のラジオ番組に出演した際に、平野と『ベルセルク』(白泉社)トークを繰り広げたことも。そこで秦は『ベルセルク』との出会いを「学校の部室にあった12巻をたまたま読んで、ベヘリットが血を流すシーンでなんだこれ! と思って、1巻から読み始めた」と紹介。「新刊の出なさがハンパじゃない」「新刊出た時の前回をおさらいする感じがハンパない」と“『ベルセルク』ファンあるある”を披露している。

 曲を作る際にマンガから影響を受けることもあると語っているほど、マンガを愛する秦。『STAND BY ME ドラえもん』以外にもこれまでに『NARUTO -ナルト- 疾風伝』(テレビ東京系)オープニングテーマ、『宇宙兄弟』(日本テレビ系)エンディングテーマといったマンガ原作作品の曲にも携わっているだけに、今後も秦はマンガやアニメと深く関わっていきそうだ。

ゴリラーマン(1)

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こちらも愛読書だとか

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