世間の認知度は総選挙の順位には結びつかない？　AKB48のメンバーが今年の選抜総選挙を総括

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「AKB48 41stシングル 選抜総選挙」公式サイトより。

　現在は松井玲奈（SKE48）の卒業スクープや、柏木由紀（AKB48）とNEWS・手越祐也の2ショット写真の流出などで、世間をにぎわせているAKB48。そんな最中に放送されたAKB48のメンバーによる討論番組『僕らが考える夜』（フジテレビ系）では、特別企画「AKB48選抜総選挙大反省会」と題し、今月6日に行われた「AKB48 41stシングル 選抜総選挙」で1位を獲得した指原莉乃（HKT48）をはじめ、北原里英（NGT48）、高橋みなみ、島田晴香、木崎ゆりあ、阿部マリア（いずれもAKB48）といった面々が出演し、総選挙の総括を行った。

「総選挙、悔いなく戦いきりましたか？」というテーマに、今年12月に卒業を控え、最後の総選挙で自己最高の4位を獲得した高橋は「初の1位宣言をして臨んだんですけど、緊張感が全然違う。初めて過呼吸になりそうだった」と当時の心境を吐露。一方、今年10月に新設されるNGT48でキャプテンを務める北原は自身の11位という順位に対し、「（16位までの）選抜メンバーがNGTに行ったほうがいいなって気持ちはあったので、今年は例年より（選抜に）入りたかったです」と満足げ。

　さらに番組は“圏外のメンバー”についても迫った。6年連続で圏外となってしまった島田は「今回は圏外という形だけど、総選挙に出ることに意味があると思っている」としつつも、「先輩たちも抜けるし、世代交代という意味では入りたかった」と悔しさをにじませていた。そんな島田に対し、出演者のミッツ・マングローブが「私の中で一番認知度が高いのに」というと、指原が「そこは（バラエティ番組によく出ている）大家志津香が入らないのと一緒」と分析する場面も。番組MCのお笑い芸人・土田晃之も語っていたが、世間の認知度が総選挙の順位には結びつかないことを伺わせた。

　また、「今回の総選挙で見えたこと」というテーマでは、今回の総選挙でSKE48が最多得票を獲得し、AKB48グループの第一党となったことに触れたメンバーたち。ファンの間では「SKE48は総選挙に強い」という説があるが、指原も「SKEは毎年強い」と、メンバーたちも総選挙でのSKE48の強さを実感しているという。高橋も「SKE（のファン）は箱推し【編注：ユニット全体を推すこと】が多くて、推しメンはもちろん、ほかのメンバーも応援する」と、SKE48ファンの結束の強さを語った。

　ほか番組では、総選挙での号泣スピーチが話題になった島崎遥香（AKB48）について同期の島田が「何万人の前で『応援してください』って人にお願いするのを聞いてびっくりした」と語ったり、指原が総選挙の公約として掲げていた「水着コンサート」に関して「6月の後半（27・28日）の横浜アリーナで（HKT48の）公演するのでそのときかな」としつつも、「貧乳だから踊ったら出ちゃうかも」と、乳首の心配をする一幕が。

　そんな中、高橋が「指原の二連覇は確実だと思う。ファンの人も取りたいもん」と語るなど、早くも来年の総選挙について触れていた。番組の翌日には、今回の総選挙で6位だった山本彩（NMB48）もNMB48の公式ブログで「揺るぎない上位3人を私が崩します!!!!!」と、来年の総選挙に対し意気込みを見せた。彼女たちの次の戦いはすでに始まっているようだ。