チケット完売で部長ついに引退か!? “JAPANESE DEATH POP”アイドル・デスラビッツ“初ワンマン”レポ

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　ラストの「Riot Zone♡」で締めくくった後も、アンコールの代わりに「YUZU! ERI! KARIN!」のコールが延々と続く。だがステージに一人現れたのは部長。頭上には一度は下ろされていた例の金だらいが再び吊るされている。落下してヘルメットに直撃するはずが、部長が立ち位置をミスったのか肩の辺りに当るポンコツぶり。　

　そんな微妙な雰囲気を吹き飛ばすかのごとく、「アイドル STAR WARS」で爆発したように沸き立つフロア。当初ギチギチに詰まった会場では難しいと考えられていたデスラビッツ軍の見事なフォーメーションも見ることができた。

　部長を少しだけフォローしてあげるとすれば、後ろの方で会場に入りきらなくなっていたお客さんのために「一緒に思い出つくろう」と前方のお客さんたちに声をかけて一歩ずつ詰めてもらう優しさも見せていたことだ。

　ワンマンの感想を求められたEMIさんは「緊張したけど、それよりも楽しい気持ちのほうが大きかったです」と述べ、KARINさんは「こんなにたくさんの方が来てくださると思ってなかったので、ホントにみなさんに感謝です」と笑顔を見せた。YUZUさんは「部長が辞めなかったのは残念なんですけど、こんな素敵なワンマンライブができたのはデスラビッツ軍のみなさんのおかげだと思うので本当にありがとうございます。デスラビッツ軍大好きです！」とまとめ、華麗なダンスのみならずしっかりしたMCのスキルも見せつけた（一方、部長は最前列の小さな子供に握手を拒否されていた）。

　7月15日にはこの日初披露された「中二の夏、おじさんの夏」「うさぎの気持ち」が両A面で発売され、さらに11月7日には渋谷WOMBにて2ndワンマンライブが開催されることも決定。キャパが倍以上の箱はグループにとって大きな挑戦ではあるが、この日溢れんばかりとなった会場の様子を見ればそれはさほど難しくないのかもしれないと感じた。

（取材・文／矢口卓）

☆デスラビッツはこの後数々のライブに出演するほか、7月4日には渋谷REXにて「第8回部長FESTIVAL」も主催する予定。詳しくは公式HPでチェックを。
http://deathrabbits.com/live/

「デスラビッツ 1st ワンマンライブ〜えみ・ゆず・かりん VS 部長〜」セットリスト
1. デスラビッツ軍の七ケ条
2. 2nd Attack
～MC～
3. Hell Near 部長
4. 恋する季節
5. 残業中にラーメンをすする
～MC～
6. うさぎストリーム
～MC～
7. ◯◯へ
8. ホントのお祭りJapan!!告白Night
9. 世界中にありがとう
～MC～
10. 中二の夏、おじさんの夏
11. うさぎの気持ち
12. Riot Zone ♡
～アンコール～
13. アイドル STAR WARS
14. お祭りJapan!!告白Night

 
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