「オリジナル要素が多そうな予感」…劇場版アニメ『亜人』 いきなりの3部作チャレンジで、ファンは困惑!?

2015.06.10

亜人公式サイトより。

 今月5日、「good!アフタヌーン」にて連載中のマンガ『亜人』(共に講談社)が、劇場版アニメ3部作として公開決定が発表された。今回、劇場版『亜人』の特報第1弾予告編が解禁となり、話題を呼んでいる。

『亜人』とは、トラック事故をきっかけに、決して死なない新種の人類“亜人” であることが判明した高校生・永井圭を中心に、彼ら亜人たちと、警察および亜人管理委員会など、それを追う日本国政府の戦いを、本格的アクションと心理描写で巧みに描く物語。コミックス累計発行部数はすでに320万部を突破し、今最も注目される大ヒットマンガである。

 本作のアニメーション制作は、『超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム』でデイタイム・エミー賞を、『トロン:ライジング』でアニー賞を受賞し、アニメ『シドニアの騎士』でも世界的に高い評価を得た制作会社ポリゴン・ピクチュアズが担当。今回のアニメ化を受けて、歓迎する声が上がる一方、ファンからは困惑の声も多数ある。

 というのも、本作はポリゴン・ピクチュアズが手がけていることもあってか、予告編を見る限り、全編セルルック(セル画のように見える)3DCG。クセのある画面だけに、「人物までCGとか意味わからんw なんだこの屑作画…」「超CGクソワロタ」といった批判も散見された。また、原作が未完でありながらも、テレビアニメなどの段階を踏まずに、いきなり大胆にも劇場3部作で臨むことを不安視する声も多く、「まだ6巻で未完の作品をどうやって締めるのかな?」「全然話進んでない作品を映画化とか大丈夫か?」「3部ということは、オリジナル要素が多そうな予感がする」など、ファンはハラハラと成り行きを見守っているようだ。

 ともあれ、先述の通り、ポリゴン・ピクチュアズの実力はお墨付き。実績があるチームが作るだけに、ファンの不安が杞憂だったと思えるような続報に期待したい。

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