神谷浩史と中村悠一の“あやしい関係(!?)”に水樹奈々も思わず…!? 声優の素顔が垣間見えた『ハンガー・ゲーム』舞台挨拶

1506_hg_01.jpg左から中村悠一、水樹奈々、神谷浩史。

 6月6日、六本木・TOHOシネマズ六本木ヒルズで『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』の舞台あいさつが行なわれ、カットニス役の水樹奈々、ピータ役の神谷浩史、ゲイル役の中村悠一といった人気声優たちが登場した。

1506_hg_04.jpg中村悠一。

 イベント冒頭のあいさつで、神谷が「今日はピータにちなんで、白いスーツを着てきました」と語ると、続いてあいさつした中村は「ゲイルは作中でズタボロの服しか着てないんですが、今日はきれいな服を用意していただきました(笑)。グレーとか黒が多いキャラクターなので、こっちの方が良いんじゃないかな、白より(笑)」と神谷への対抗意識を見せ、それに対して、水樹が「マフィアみたいでかっこいいよ(笑)」とツッコむと、会場は大きな笑いに包まれた。

 続いて、本作でのキャラクターについて聞かれた水樹が「(カットニスは)ますます男前になって、ヒロインだけど、ヒーローみたいな感じ。ピータ“姫”を助けに行くみたいな(笑)」と語ると、中村は「僕は緑の弟みたいな感じで(笑)」と『スーパーマリオブラザーズ』を引き合いに出して、笑いを誘った。一方の神谷は「ピータは後半になるにつれて、どんどんげっそりしていくので、相当な覚悟を持ってのぞまないといけないなと思いながらがんばりました」と語った。そして、中村は「昨日の夜にニコニコ動画で『ハンガー・ゲーム』の1と2が流されてて、それを見ていたんですが、ゲイルが出るたびに『(カットニスの)元彼だ』とコメントが入って、それがショックで……(笑)」と苦笑していた。

1506_hg_05.jpg神谷浩史。

 MCからプライベートでの親交を聞かれた神谷と中村は、一度は沈黙しながらもそれぞれ「仲良いですよ」と語り、神谷が「プレイステーションを立ち上げると、『ああ、今日も中村はゲームをやってるな』と。フレンド登録してるんで」と続けると、中村は「最近はそうやってすぐにゲームをやってることがバレちゃうんで良くないですね。昔は車でよく送ってもらってたんですよ」と過去のエピソードを披露。すると、水樹が「やっぱり“元彼”だったの?」とツッコみ、二人を困らせていた。そして、神谷は「これは『ハンガー・ゲーム』の舞台あいさつなんで、マスコミのみなさん、“中村悠一は神谷浩史の元彼!?”とか、そういう見出しは絶対に書かないでくださいね」と、暗に“書いてほしい”ということを臭わせていた(?)。

1506_hg_03.jpg水樹奈々。

 そして、作品のテーマが“反乱”ということにちなんで、“反乱を起こしてみたいと思ったこと”を聞かれた中村が「電車から下りようとしているのに、下りるのを待たずに乗り込んでくる人には“反乱”してやろうかなと思うことはあります(笑)」と語ると、神谷は「すごくわかる!(笑) 階段でも登る方向、下りる方向があれば、きちんと守っているので、それを守らない人にはイラッとすることはありますね(笑)」と共感を示した。

 一方の水樹は「カメラのクオリティがこれ以上、上がってほしくないんですよね……(笑)。毛穴とかも見えちゃうし、女子的にはすごく反乱したいところですよね。それ用のメイクもありますけど、『こってり塗ってるな』と思われるのも嫌だし、スッピンをきれいにするしかないのかな(笑)。加工してもバレちゃうし……」と女性ならではの悩みを告白した。神谷は「僕はロードバイクを持ってるんですが、道路交通法が改正されて、自転車に厳しくなったので、反乱を起こしてやろうかなと。これからは家から一歩も出ないですよ。ずっと家の中で自転車に乗ります(笑)」と法律を遵守した“優しい反乱”を計画していた。

1506_hg_02.jpg

 最後に、完結編となる11月20日公開の『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』の展望を聞かれると、水樹は「スノー大統領を倒してピータ“姫”と結ばれるというグッドエンディングになるといいですね。それから、『ハンガー・ゲーム』の世界は若者たちにとって厳しい世界なので、みんなが生きやすい世界になるといいなと思っています」と、神谷は「どうなっていくんですかね? 今作は暗い話なので、もう少しハッピーなものになって、奈々ちゃんが言ったようにピータ“姫”と結ばれれば僕にとっても幸せなエンディングですね」と、中村は「最後まで重い話で行くのかなとも思いますが、やっぱり明るいエンディングも見たいですし、どうなっていくのかなと気になっています」と語った。

 まさかの“元彼”発言が飛び出るなど、舞台あいさつでは3人の仲の良さが垣間見えた。そのことを踏まえて『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』の吹き替え版を見るとまた違った楽しみ方ができるかもしれない!?
(取材・文/小林ぴじお)

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