『桃太郎電鉄』“生みの親”さくまあきらがシリーズ終了を宣言！ 悲嘆の声が続出【ざっくりゲームニュース】

――毎日発表されたゲーム関連情報の中から、注目のネタをまとめてピックアップ。ざっくりわかるゲームニュース！

　今日は、『桃太郎伝説』シリーズや『桃太郎電鉄』(以下、桃鉄)シリーズの生みの親であるさくまあきら氏が、自身のTwitter(@isetta_23)にてコナミの対応を理由に再び『桃鉄』シリーズの終了を宣言するという、衝撃的なニュースから！

『桃太郎電鉄』シリーズは鉄道会社運営を題材にしたパーティゲームであると同時に、“友情破壊ゲーム”の代表格としてファミコン時代から人気を博した作品だ。ハドソンがコナミに吸収合併された際、同シリーズを手がけていた開発スタッフが大量に退社したこともあり、さくま氏がシリーズの終了を宣言したものの、その後もファンからは新作が待ち望まれていた。実際、シリーズの人気ぶりからか、コナミは過去にソーシャルゲームでの新作リリースをさくま氏に提案していたようだが、さくま氏は、据え置きでなければ『桃鉄』じゃない、と固辞。そして本日、自身のTwitterで、下記のようにツイートした。

コナミから何の連絡もない。こんな調子でずっとほったらかされた。ここに桃太郎電鉄は、正式に終了します。すべてコナミの石川が握り潰しました。

（さくまあきら氏のツイッターより引用）

　なおTwitter上では、コナミに対して憤るファンが続出しており、先日の『サイレントヒル』開発中止の件も相まってか、「コナミは迷走し過ぎではないか？」といった意見が多く見受けられた。なんにせよ、コナミがソーシャル路線に注力している間、『桃鉄』の新作は望めなさそうだ。

　次に、株式会社ガマニアデジタルエンターテインメントは昨日、社名を「株式会社エイジ」に変更。合わせてポータルサイト「GASH」を「AGEゲームズ」にリニューアルした。同社は社名変更を記念して、本日「新社名age↑age↑キャンペーン」の開催を発表。期間中は、Twitterを使ったキャンペーンなどを実施するという。詳細は特設ページをチェック！

　最後は、Wii U向け新作発表のニュース。株式会社バンダイナムコエンターティメントは、Wii U専用アクションゲーム『PROJECT TREASURE』の公式サイトをオープンした。本作はトレジャーハンターを題材とした作品で、プレイヤーは恐るべき怪物たちやトラップを相手にしながら、ステージに隠されている財宝を強奪する。最大4人までの協力プレイが可能であり、場面によっては息の合った連携が求められそう。続報に期待したい。

■今回紹介したゲーム情報関連のサイトなどは以下より。
・『桃太郎電鉄』公式サイト
http://www.konami.jp/momotetsu/
・「新社名age↑age↑キャンペーン」特設ページ
http://www.age-corp.jp/event/2015/age_cp/
・『PROJECT TREASURE』公式サイト
http://pj-treasure.bn-ent.net/