5月16日、東京大学にて第88回「五月祭」が行われた。この学園祭に4年連続でライブを披露している仮面女子。メンバーの桜雪が現役東大生最後の年ということもあり、すべての曲で落ちサビを担当したほか、今年はそれまで五月祭では禁止されていたトイレットペーパーガンやゴムボートによる航海といった、仮面女子の見どころともいえるパフォーマンスを解禁。東京大学のシンボルでもある安田講堂前に特設されたステージで、パワフルなライブを披露した。
今回は、そんな東大ライブを終えた桜雪に4年間における観客の変化などについてインタビュー。“仮面女子であり現役東大生”という彼女だが、現役東大生アイドルならではの苦悩もあったようだ。
■今は「応援しています」という声しか聞かない
東京大学に入学して以来、4年間、学園祭でライブをしてきた桜雪。この4年間で仮面女子、そして桜雪を取り囲む環境は変わってきたようだ。
――今回は、現役東大生として最後の五月祭ライブでしたね。
桜雪 今、4年生で最後の五月祭ということで、やっとボート航海ができたのがうれしかったです。でも、1年生のときから学園祭に出演させてもらって、「現役東大生の桜雪です」と言えるのがもう今年で終わりなんだと思うとすごく寂しいですね。なんだか卒業ライブみたいな感じになっちゃって、センターで落ちサビも歌わせてもらって、ジーンときちゃいました。だけど、すごく楽しかったです。あっという間に終わってしまいました。
――4年間ライブをしてきて、観客の反応は変わりましたか?
桜雪 最初のころはファンのみなさんも緊張していたんですよ。東大というアウェーなところに来て、緊張して表情が硬いなって感じがしていました。でも、年々ライブを重ねるごとに、ファンが安心して楽しんでいるというのが伝わってきて、東大という場所でもファンが萎縮しないで楽しめるライブが私たちもできていると思うと、すごくうれしかったです。
――東大には、どのくらいアイドル好きがいるのでしょうか?
桜雪 最近、二次元のアイドルも増えたので、“アイドル”という定義をどこまで広げたらいいのかわかりませんが、二次元のアイドルも含めたら、アイドル好きはけっこういるんですよね。だから、食わず嫌いで「桜雪のいる仮面女子には興味ない」と言っている人にも、仮面女子のライブを観てもらい、ちょっとでも好きになってもらいたいです。絶対好きになってもらえる自信がライブにはあるので、先入観を捨てて仮面女子のライブを観に来てほしいです。
キャンパスで「自称アイドルの子」と後ろ指をさされたことも…仮面女子・桜雪が明かす“現役東大生アイドル”の苦悩のページです。おたぽるは、アイドル、アイドル&声優、アリス十番、仮面女子、地下アイドル、桜雪、インタビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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