アフィリア・サーガ インタビュー

「ローラ・シュクレーヌはここまでだと感じた」 アフィリア・サーガのローラが明かす“卒業を決めた瞬間”

1505_afillia_02.jpg左からラブ、ローラ、ミュナ。

 5月28日のライブをもって卒業することを発表したアフィリア・サーガのローラ・シュクレーヌ。最近では、熱血キャラのイメージも定着し、ライブでは煽りを担当するなど、積極的にグループを引っ張ってきた中堅メンバーだ。今回はそんな“頼れるメンバー”である彼女が卒業を決めた理由に迫るのはもちろん、自分が抜けた後のアフィリア・サーガがどうすれば飛躍するのか、分析してもらった。インタビューはローラが振り写しを担当し、愛弟子といえる存在のラブ・ベリー・ジャンヌ、ミュナ・シュリータも参加。メンバーしか知らないローラの素顔も明かされた……!?

■“アニソンを歌っていないのに”出演したアニサマに思ったこと

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――ローラさんが卒業を考え始めたのはいつ頃からですか?

ローラ 具体的に考え始めたのは、昨年末です。その前から、自分のやりたい方向と今のアイドル活動にずれを感じていました。けど、メンバーと一緒にステージに立ったりするのは楽しかったので、卒業を決断するまでには至らなかったのですが、昨年12月のワンマンライブ「Forest of Brillia」や2月の香港公演で、アイドルとして出せるものはすべて出し切ったという達成感がありました。そこで、いつまでもアフィリア・サーガに頼らず、自分の道を進もうと思い卒業を決めました。

――達成感とはどのようなものですか?

ローラ 3年半の間、ファンの方にもっと楽しんでもらったり、グループを高めていくためにはどうしたらいいか、メンバーと話し合いながら活動してきましたが、2つのライブを終えて、私はもうこれ以上アイドルとしてやれることはないと思いました。「ローラ・シュクレーヌはここまでだな」と、感じたというのが本音です。

――やりたい方向とのずれを感じたということですが、今“やりたいこと”とは何ですか?

ローラ 私の夢はアフィリア・サーガのMVやジャケットを作ることなんですよ。アフィリア・サーガの活動を通して、私だったらもっとこうしたい、こんなのを作りたいという願望が強くなったんです。だから、アイドル活動の後半では、ワンマンライブの舞台構成や演出面についてプロデューサーと話したりということもしていました。このままアフィリア・サーガの活動を続けても夢は叶うかもしれませんが、もっと現場を見て勉強したいという思いが強く、アイドル活動はもうお腹いっぱいになるほど頑張ったから、次の道をいちから頑張ろうと考えています。

――アフィリア・サーガの活動を通して、得たものは何ですか?

ローラ アイドル業界のことや、人から見られる立場の心構えはもちろん学べましたが、人として学ぶことがとても多かったと思います。この業界に関わらず、どの社会でも大切なことを学ばせてもらいました。また、アイドルは遊びではなく仕事だということも学べたと思います。

――では、今までの活動の中で思い出に残っていることは何ですか?

ローラ ラブとミュナにも言いたいですが、「Animelo Summer Live」(以下、アニサマ)のステージは感動する! 初めて出演したのは2012年ですが、3万人もの人が振るサイリウムの光は星の数以上あって、顔が見えない席にも人がいるのがわかるんです。この感覚は、ぜひ2人にも味わってほしいな。2012年は「アニメの曲を歌っていなかった」という、悔しい思いもありました。翌年から『超次元ゲイム ネプテューヌ』や『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している』といったアニメとのタイアップ曲を披露することができるようになったんですが、やはり会場から返ってくるものは全然違いましたね。

――以前、僕がアニサマ初出場についてインタビュー取材をしたとき、ローラさんが泣きながら「実際にはアニソンを歌っていないのにアニサマに出させてもらえたのは、みなさんのおかげだと思っています」と話してくれたのが、今でも印象に残っています。

ローラ だってアニサマですよ! 私もオタクでアニメの曲が大好きだから、豪華アーティストさんたちの中で、アニメの曲を歌っていないのに出るのは悔しくて。アニソンを歌ってはじめて「アニサマ出ました!」と胸を張って言えるようになりました。

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ローラさんの”姉御感”が好きでした

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