GLAYのHISASHIも唖然…ドラマ『デスノート』の“原作改変”に批判殺到

2015.05.26

ドラマ『DEATH NOTE』公式サイトより。

 今月25日、ドラマ『デスノート』(日本テレビ系)のキャストが発表された。“連続ドラマ化”が報じられた時点で批判の声が上がっていた(参照)が、今回、メインキャストと共に“原作改変”が判明し、再び批判が殺到している。

 今回の報道では、ドラマオリジナルの設定が発表された。原作では天才的な頭脳を持っている主人公・夜神月(演:窪田正孝)は、ドラマ版では天才という設定を捨て、“平凡な大学生”に。名探偵・L(演:山崎賢人)は、原作にあった“お菓子を過剰に食べる奇行を抑え、天才ぶりに焦点を当てる”という。ドラマ版公式サイトで公開されているビジュアルでは、Lのトレードマークともいえる“目のくま”は再現されていない。また、今回初めて実写化される天才少年・N(ニア)は、男とも女とも取れない容貌として、女優・優希美青が演じると発表された。

『デスノート』に限らず、アニメやマンガの実写化は批判されるのがもはや恒例。特に原作を改変した場合、その風当たりはより強くなる傾向にある。今回の発表も例に漏れず、ネットからは「平凡な月とか単位取るためにデスノートで教授殺しそう」「Lのお菓子好きも魅力のひとつなのに」「ニアが女とかふざけるな」といった声、挙句の果てには「プロデューサーの名前、デスノートに書いてやろうか」といった過激な批判も上がることに。アニメやマンガ好きとしても知られるGLAYのHISASHI(@HISASHI_)も自身のTwitterで「アタラシイデスノート(真顔)」といった反応を見せている。

 今回、ドラマ版のプロデューサー・鈴木亜希乃氏は“新たなキャストで誰も見たことがない新たな『デスノート』を作っていくことが目標”と語っていた。06年に公開された実写映画版『デスノート』は原作とは違う展開ながら、評価は高い。ドラマ版『デスノート』が製作サイドの“計画通り”に受け入れられるのか、今後も注目を集めそうだ。

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