ヒャダインも絶賛!! “フェリーアイドル”に“ヤンキーアイドル”…なんでもアリのご当地アイドル

2015.05.20

『musicるTV』が開催する「愛踊祭~あいどるまつり~」公式サイトより。

 多くのアイドルたちが活躍する今、東京だけでなく各地方にもご当地アイドルが次々と生まれている。その中には新潟県発の「Negicco」や愛媛県発の「ひめキュンフルーツ缶」らをはじめ、地元を超えて全国にファンを持つアイドルも増えている。そんな津々浦々で活動するアイドルたちの中でも、ひときわ異彩を放ち、かつ地元から愛される2組のアイドルが5月18日放送の音楽番組『musicるTV』(テレビ朝日系)で紹介された。

 番組では国民的アニメソングをカバーするコンテスト「愛踊祭~あいどるまつり~」を開催するにあたり、現在全国のご当地アイドルの出場を募集している。今回はそのエントリーの中から広島県と千葉県のご当地アイドルをピックアップしていた。

フェリーズのTwitter(@ferrysonomichi)より。

 広島のご当地アイドルといえば「まなみのりさ」が地元で絶大な人気を得ているが、今回番組に登場したのは主に尾道市で活動する「フェリーズ」。本土と向島をつなぐフェリーをPRするために結成されたという彼女らは、スローテンポで予測のつかないダンスや、唐突なラップなどを駆使するスタイルを見せ、出演するイベントなどを盛り上げている。このフェリーズだが、番組MCでもある音楽プロデューサー・ヒャダインが前々から推していたアイドルらしく、「(フェリーズの)『渡船フェリー』は名曲」と絶賛していた。

C-style公式サイトより。

 続いて紹介されたのは千葉県木更津市を中心に活動する“ヤンキーアイドル”の「C-style」。2013年に結成された5人組で、スケ番調のセーラー服とメイクがトレードマークだ。主な活動は地元の祭りやライブハウスで“殴り込みGIG”を行うこと。そんな彼女らのライブスタイルは、客席から乱入し、客に絡みまくるというイケイケのスタイルで、代表曲の「天上天下唯我独尊」は歌詞がオール画数の多い漢字の当て字という気合の入りようだ。そんな彼女たちの夢は氣志團の音楽フェス「氣志團万博」のステージに立つことだという。

 番組で紹介された2組をはじめ、王道のスタイル以外に、地元のカラーを最大限に出しつつ、ライブと地元のPR活動を続けるご当地アイドルたち。地元の祭りやイベントで培ったパフォーマンスで、アイドル界のメインストリームを揺るがす日は近いかもしれない!?

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