参加辞退多数で、AKB48総選挙 “オタク”売りメンバーが激減!? 『AKB48総選挙公式ガイドブック』を読む

2015.05.18

 AKB48の渡辺麻友やNMB48の山本彩を筆頭に、“オタク売り”メンバーも目立つAKB48グループ。今年2月に放送された『※AKB調べ』(フジテレビ系)でも、「AKBガチオタセブン」というテーマを展開した。「AKB48 41stシングル 選抜総選挙」の開催が6月に控える中、今月13日発売された公式ガイドブック『AKB48総選挙公式ガイドブック2015』(講談社)で、改めてAKB48グループの“オタク売り”メンバーをピックアップしてみた。

■“宝塚歌劇団オタク”メンバー
渡辺麻友、小林茉里奈(AKB48)、下野由貴(HKT48)

同誌のインタビューで「宝塚歌劇団を好きになったことが、自分にとってのターニングポイント」と語る渡辺をはじめ、宝塚歌劇団好きのメンバー。

■“声優志望”メンバー
大川莉央(AKB48)

同誌の「AKB48総選挙立候補者名鑑(以下、立候補者名鑑)」によると、「将来の夢は声優」。

■“アニメ・マンガオタク”メンバー
高橋彩音(AKB48)、竹内舞(SKE48)

高橋と竹内も「立候補者名鑑」にてアニメ・マンガ好きをアピールしていた。

■“AKBガチオタセブン”メンバー
三田麻央、井尻晏菜(ともにNMB48)

三田と井尻は前出の「AKBガチオタセブン」に選ばれたメンバー。腐女子と知られる三田は今回の選挙ポスターで“自宅警備員”と書かれたTシャツとメガネを着用するといったオタクファッションを見せている。井尻も同誌で「イラスト描きも得意なガチオタです」とコメント。

 意外にも、公式ガイドブックで“オタク売り”していたメンバーは、全272人中8人。数字にするとおよそ3%という結果だった。

 というのも、今回の総選挙では、これまで“オタク売り”で有名だったメンバーの「選抜総選挙」参加辞退が相次いだのだ。『NARUTO』(集英社)ファンと知られる乃木坂46(現在はAKB48兼任解除)の生駒里奈、著書『「別冊タナブ島」田名部生来のオタクカルチャー大全』(宝島社)で知られる田名部生来、前出の「AKBガチオタセブン」に選ばれたSKE48の都築里佳など……昨年の「選抜総選挙」の選挙ポスターでアニメ『キルラキル』のコスプレを披露し話題になったSKE48松井玲奈も、今回は不参加を表明している。また、山本彩などは、立候補しているものの、公式ガイドブックではオタクに関するPRは皆無だった。

 昨年の「選抜総選挙」1位が渡辺麻友、2位がハロー!プロジェクト好きと知られるHKT48の指原莉乃、ほかにも上位に松井玲奈、山本彩、生駒里奈がラインクインと、“オタク公言組”には人気メンバーも多い。“オタク売り”が追い風となるのかにも注目したい。

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