アイドルネッサンス1周年記念ライブレポ

23曲連続披露! その合間にも7人の成長は止まらない! アイドルネッサンス1周年記念ライブレポ

 オープニングを飾ったのは、先にも記したとおり木村カエラのカバー『BANZAI』。アイドルネッサンスには少ないタイプの、グルーヴで踊るこの曲。初披露時はメンバーもやや手こずっていたが、披露ごとに格好よく見せられる1曲に。続いては『PTA~光のネットワーク~』(ユニコーン)、今年4月BELLRING少女ハートとの “白対黒” 対バンが期待を集めた『IDOL NEWSING LIVE1.5』で、スタンディングならではの爆発的な盛り上がりを呼んだのも記憶に新しい。3曲目『シャングリラ』(チャットモンチー)は、今年3月『春の紅桃歌合戦』でアイドルネッサンス史上唯一、生バンドで披露された曲だ。4曲目、デビューライブから歌っている『愛のしるし』(Puffy)は生誕イベントで南端まいなが、「最近やらないけど好きです!」と語っていた思い入れある曲。曲ごとにこの1年で見せた記憶が蘇り、成長に目を見張らされる。

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 そして5曲目は、『YOU』(大江千里)。言うまでもなく、T-Palette Recordsからの第1弾シングル、メンバーにもファンにも春の旋風を巻き起こした、これからも忘れられない1曲だ。続く『恋する感覚』(Base Ball Bear)もデビューライブ時からの曲で、サビの客席からのコールに初期現場の空気の名残を感じさせる。7曲目『初恋』(村下孝蔵)はセカンドシングルにも選ばれた代表曲。初のインストアイベントとなった昨年11月、『ショッピングモールネッサンス』では、たまたま通りかかってこの曲を聴いた老婦人が涙していたという。幅広い世代に届く、彼女らにとっても大切な曲だ。

『女の子は泣かない』(片平里菜)は、今年3月渋谷マルイシティでの屋外リリイベで披露され、街に石野理子の歌声が溶けこんでいく光景が印象深い。『Lucky』(スーパーカー)はメンバー6人が男女役、その中央で橋本佳奈が神となる、ストーリー性の強い振り付けがアイドルネッサンスでは珍しい。デビュー時からのメンバーの歌唱力の成長がよく分かる『Butterfly』(木村カエラ)から前半のラスト、11曲目は、昨年末のレギュラー公演で1度しか披露していない『雪が降る街』(ユニコーン)だ。季節の流れを感じさせる曲に、あらためて「1年」という時を感じさせる。そして時を感じるのは、表現力から体力まで、ずっとレベルを上げ続けている彼女たちの歌やダンスにもだ。

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 途中、前方上手のスピーカーの音が止まるなどのトラブルもあったが、メンバーは戸惑いを見せず歌に集中、「アイドルネッサンスのポップサイド」ともいうべき前半の楽曲群を歌いきった。ちなみにここまで「○曲連続」ということは一切アナウンスしていない。しかし、もうこの辺りで客席も「今日はもう行く所まで行くつもりだな」という空気を感じていた。それならこっちも声援で後押しするぞ、という覚悟と共に。

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 一時、メンバーが幕の奥に消え、「BreakTimeMovie」と名付けられたメンバーオフショット映像が始まり「これで休憩?」と思わせたが、続く12曲目『どかーん』(THE真心ブラザーズ)でドタバタと現れたメンバーの姿は、昨年夏以来の真白い半袖セーラー服。3分間の映像は着替えタイム、連続挑戦はまだ終わっていない。初代衣装の夏服セーラーは昔に比べてちょっと着丈が短かったり、膝小僧が見えてたりのところにメンバーの成長を感じさせるが、この曲がかかった時の元気さは1年前以上。そしてアイドルネッサンス7人の成長を見せるのはここからが本番だ。

「YOU」

「YOU」

2年目もまだまだ成長!

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