〜プロレスキャノンボール上映会in AKIHABARA〜アイドルvs.プロレス〜

アプガ・仙石みなみvs.鈴木みのるにアプガvs.LinQ・伊藤の抗争が勃発!? アイドルvs.プロレスイベントの新境地を見た

 一昨年、DDTプロレスリング両国国技館大会で共演して以来、DDTとはある時はコラボ、ある時は対決という形で共演してきたアップアップガールズ(仮)とLinQ。4月24日、秋葉原AKIBAカルチャーズ劇場で行われた「劇場版プロレスキャノンボール2014 in AKIHABARA〜アイドルVSプロレス〜」にアプガとLinQの伊藤麻希が出演。映画を観ながらの「生オーディオコメンタリー」に挑戦した。

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『劇場版プロレスキャノンボール2014』はプロレス団体DDTが総力を上げて取り組んだドキュメンタリーにしてエンターテイメント、そしてプロレス映画だ。

 その内容は、昨年10月21日からの3日間、DDTの主力&参戦選手が4チームに分かれ、車で東北を目指すというもの。しかしこの企画、車の速さを競うのはあくまでオマケ。メインはその道中で自ら対戦相手のレスラーをブッキングして会場を探し、試合をすることでポイントを追加、最多得点を稼いで優勝することが目標なのだ。タイトルでわかる通り、アイドルファンには映画『BiSキャノンボール』でも知られるカンパニー松尾監督『テレクラキャノンボール』のオマージュ作でもある。

 その作中にアプガも出演するという縁もあって、今回の「生コメンタリー付上映会」が企画された。まず本作に出演はもちろん、製作総指揮でもある高木三四郎大社長がテーマ曲に乗って登場。また、本作では数秒の出演だが、アプガヲタでもある大石真翔選手もコメンタリーに参加した。

 続いてアプガの7人とLinQの“伊藤ちゃん”こと伊藤麻希が登場。これまでDDT選手と数々のバトルを繰り広げてきた彼女、アプガメンバーのど真ん中に居座る姿に大石選手から「なんで真ん中なの?」とツッコミが入る。これについて高木大社長より「今回は『アイドルVSプロレス』ということで、アイドル代表としてアプガさん、プロレス代表として現役女子プロレスラーの伊藤麻希さんに来ていただきました!」と説明があると、“現役レスラー”の伊藤選手に拍手が起きる。「違うよ! アイドルだよ!」と抵抗する彼女の声を適当に流しながら、上映はスタートした。

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 上映初日から全国各地で上映を行ってきた『プロレスキャノンボール』。この日は当然アイドルファン中心ということで、いつものプロレスファン中心の客層とは若干違う。たとえばDDTファンにはおなじみのインディー選手には反応薄く、元全日本プロレスのJrの重鎮・菊池毅選手が出ると「おおー」と声が溢れるところにプロレスとの距離が伺える。しかし、都内からのレーススタートから転がっていく展開に早々に笑いも起き、手拍子も起きるなど、そこはレスポンスが早いアイドルファン。普段はプロレスを見ていない層も、食いついていく。何よりプロレスラーの赤裸々な姿に時には唖然、時には大爆笑が起き、思わず拍手が起きる。

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 映画冒頭のメンバー紹介の反応を見るかぎり、ゲイレスラー・男色ディーノ選手のファンが多いアプガメンバー。昨年10月に行われた野外コラボ『アップアップDDT(仮)』では、ディーノ選手のケツに仙石みなみの顔を押し付けられそうになるも、新井愛瞳の「群馬のおじさん」こと、ミスター・ポーゴ選手にビッグファイアーで撃退されるという縁があったが……一度戦えば、戦友ということなのか。一方伊藤ちゃんは、「飯伏(幸太)さんめっちゃ好きなんですよ〜」と直球にイケメン好きなところを露わにしていた。

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 映像を見ながらの生コメンタリーでは、レースに参加した高木大社長が試合の話から生々しいお金の話まで、裏話をいろいろと披露する。大石選手は、チーム酒天童子と女子プロレス団体・我闘雲舞との試合になると、「彼女たち、今アイドルグループ・ガトームーブとしても活躍してるんですよ」と付け加えるなど、アイドル知識をフォロー。アプガと伊藤ちゃんも終始笑顔と驚きの表情でスクリーンに釘付けだ。

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