「ニコニコ超会議2015」レポート

“警視庁がオレオレ詐欺体験!”“JALが初出展した目的は?”担当者に直撃してみた【ニコニコ超会議2015レポ】

 今回、企業の中でもインパクトがあったのはJALだ。初出展にも関わらず、休憩所となっていたイベントホールのアリーナと客席をつなぐためだけに、ステップカーを持ってくるというニコ動の“悪ノリ”に付き合っている。

150501_niconico_jal.jpgJALのステップカー。

 JAL担当者に話を聞くと、「本当は飛行機を持ってこられればいいのですが(笑)、打ち合わせの際にステップカーもありますよという話をしたら、それを階段として使ったら面白いということになり、実現しました」ということだ。ANAと共に日本を代表する航空会社のJALだが、経営再建後はANAに押され気味。超会議への出展は新規顧客の開拓という狙いもあるようだ。

「最近は飛行機を利用する方が減っています。その中で、10代〜30代の若い人たちにアピールができればと思いました。シート体験コーナーなどでJALの良さを知っていただきたいですし、超会議でなにかやっていたということだけでも覚えてもらい、飛行機を利用する際にJALを選んでもらえればうれしいですね。JALのファンをつくっていきたいです」(JAL担当者)

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 いやいや、もうすっかりJALのファンです! そんなJALに、ANAに勝っている点を聞いてみると「2013年の定時到着率は世界1位でした。JALの安全面もアピールしたいですね」とのことだ【編集:2014年はアジア・太平洋地区で1位】。今回シート体験コーナーに出展した、国内線でプラス1000円で普通席からランクアップができるクラスJシートも利用客が多いという。飛行機に乗るときは、ぜひ利用してみたいものだ。

150501_niconico_sega_1.jpg手に持ってもらったのは、「創造は生命」掛け軸風タオル。

 企業ブースは物販も見逃せない。限定グッズをはじめ、各社、面白いものを販売している。その中で気になったのがセガだ。お目当ては「ほぼ実物大『セガサターン』2WAYバッグ」。往年のセガサターンファンには熱い一品だ。ロボットによる対戦アクションゲーム『電脳戦機バーチャロン』のロボットがセガサターンを背負っていたため、バッグにしたら面白いということで作ったそうだ。先日の「コミケットスペシャル6」が初売りだったそうだが、大好評だったため、夏のイベントに向けて増産を予定しているという。一番の購入層は遊んでいた世代のアラサー・アラフォーだというが、意外にも若い世代も買っているそうだ。その売れ行きの良さに、「『バーチャロン』の第二世代はドリームキャストを背負っているので、ドリームキャストのバッグも作りたいですね」とセガの担当者。ぜひ第二弾を楽しみにしたい。

「ニコニコ超会議2015」では、ほかにもユニークな企業ブースが盛りだくさん! そのほかの注目企業ブースは写真で一挙紹介。

150501_niconico_ntt.jpg「NTT超未来研究所Z」では心臓の鼓動を読み取るマシンを展示。その技術は東レと開発する生体情報計測ウェア「hitoe」に活かされている。
150501_niconico_kyaramake.jpgプロアーティストの超絶技巧で、さまざまなゲームキャラに超変身できた「超キャラメイクサロン Pmang本店」。

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