仮面女子・インタビュー

さいたまスーパーアリーナでのワンマンライブ、オリコン1位がプレッシャーに…!? 仮面女子が明かす苦悩と決意

■中途半端な気持ちではいけないと思い、卒業へ

――渡辺さんも、少なからず今の状況が、長らく考えてきた将来について、卒業という答えを導き出したということでしょうか?

渡辺まあり(以下、渡辺) 初期メンバーの私は、ライブをしたくて4年前からここで活動を始めました。ずっと大きいステージでライブをしたくて、本当に信じられないくらいどんどん大きなステージに立てるようになったのですが、私はその先に女優になりたいなどの目標がありませんでした。それで、何をしようかと考えたときに、趣味でもあったクッキー作りの教室を開きたいと思ったのです。この仕事をやりながらとも考えましたが、やはり毎日ライブをして、家に帰るのも夜中なので、両立は難しいと感じました。そして、将来のことを真剣に考えたとき、こんな中途半端な気持ちで仮面女子にいてはいけないと。ほかのメンバーには本当に仮面女子を真剣にやってほしいし、私自身も真剣にやらなければと思ったとき、私はここにいてはいけないとわかり、卒業という決断ができました。

――渡辺さんは、これまでを振り返って、後輩に伝えておきたいことはありますか?

渡辺 私たちのデビュー時は常設劇場もなく、まず劇場を作ることから始まりました。アイドルだけど普通のアイドルとは違うということを、ロックフェスなどに出たりしながら、初期メンバーで確立させてきたことが、ここまでつながったのだという思いがあります。だから、新しく入ってきたメンバーにも、劇場だけがすべてではないということを知ってほしいです。仮面女子は、夏になったらロックフェスなどいろいろなイベントに出演すると思いますが、そういうところで、アイドルっぽいだけじゃ駄目なんだと知ってもらいたい。ヴィジュアル系バンドさんと対バンするときも、女の子のお客さんに見られることが多いので、本当にすべてのジャンルの人に受け入れられるパフォーマンスをして、新メンバーは新しいジャンルにも踏み込んで、“仮面女子はかわいいだけではダメ”ということを学んでいってほしいです。

水沢 OZは“アイドル”という感じがしますが、スチームガールズはスチームパンクで、仮面女子はロックな感じなので、仮面女子になったら、カッコいい水沢まいになろうと決意していたんです。だから、しっかりやっていきます!

楠木 ぱー研!はアリスプロジェクトの中で一番正統派なグループだから、仮面女子とは一番かけ離れたグループだと思っています。アーマーガールズはかわいい系の音楽もありますが、仮面女子はカッコいい音楽なので、どちらも使い分けられるアイドルになっていけたらと思います!

――澤田さんは、ついに最上位ユニットのアリス十番になりますね。

150424_kamen_sawada.jpg澤田リサ。

澤田リサ(以下、澤田) まさか自分が昇格できるとは思っていなかったから、本当にここまできたんだって思います。今年で4年目になりますが、当時はまだ14歳で、アリス十番のライブによく、くっついていって見ていたので、自分がアリス十番になるんだと思うと本当に不思議です。

――みなさんが昇格できた理由は、なんだと考えていますか?

水沢 ライブを楽しんでいたことですかね。あまり人気を気にせずに、明るくポジティブに、毎日幸せにやっています。

楠木 私は事務所に所属したのが去年の5月で、まだ1年もたっていないんです。スライムガールズからぱー研!に昇格してからはずっとセンターに立たせてもらっていますが、人気があまりないと思うんです。だから、人気とかではなく、毎日ブログを更新したり、告知をしたりとか、すごく当たり前のことですが、当たり前のことをできない人もいるので、そういうことをきちんとやってきたからかなぁ……。

――楠木さんは、見ていると、すごく順調に昇格していっているように感じます。

150424_kamen_kusunoki.jpg楠木まゆ。

楠木 そうですね、けっこうそう思われているかもしれません。今回、OZからスチームガールズに昇格する星愛奈ちゃんはずっと2年間くらいやってきているので、そういうメンバーに比べたら、けっこう順調かなと思います。でも、そういうのもわりとプレッシャーで、挫折をするとすぐに辞めてしまう人もいるので。これから先、絶対に大変だと思いますが、自分に勝っていきたいです!

桜・渡辺 (笑)

澤田 なんで笑ってるの!?

 いや、面白いなって。なんか純粋だなって(笑)。

渡辺 発想が純粋です(笑)。

――そんな年長メンバーから見て、若手の2人はいかがですか?

 やはり、それぞれのユニットで輝いていたメンバーだと思います。今、仮面女子に入ってすぐに輝くというのではなく、仮面女子に入ることでもっとパワーアップしてくれるのではないかという期待がすごく大きいです。

――澤田さんはいかがしょうか?

 すごくうれしいですね。リサぴょんはパワフルで本当に表現も大きいし、笑顔も最高で元気なんですよ。若さにあふれてエネルギッシュなところが、アリス十番のカラーにも合っているので、激しくダイナミックなパフォーマンスを期待しています。

渡辺 私もリサぴょんに入ってほしいと、ずっと思っていました。ライブを休まなくて、すごく丈夫だし。アイドルは健康じゃないとやれないので。あと、落ち込んでいる姿も見たことがありません。すごく前向きなので、アリス十番を絶対良くしてくれると思います!

元気種☆(Type-A)

元気種☆(Type-A)

やっぱ仮面女子だね〜っと言い続けられるように。

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