「公式からの薄い本キター!」 『刀剣乱舞-ONLINE-』の公式本が“薄すぎて”ファンはガッカリ

2015.04.22

 今年1月にサービスが開始するやいなや、人気が爆発したブラウザゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』(以下、『刀剣乱舞』)。そんな『刀剣乱舞』初の公式ムック『刀剣乱舞-ONLINE- 描き下ろし付録つき公式スタートブック』(KADOKAWA[エンターブレイン])が今月20日に発売された。だが、ネット上では同誌について「買う必要はない一冊」「買ってみたけどガッカリ」といった酷評が相次いでいる。

『刀剣乱舞』とは“審神者(さにわ)”と呼ばれるプレーヤーが、史実にまつわる刀を擬人化した“刀剣男士”を集め育成し、歴史の改変をもくろむ“歴史修正主義者”と戦っていくゲーム。刀剣男士はみなイケメンで、声も鳥海浩輔や木村良平といった人気声優が務めている。そのこともあって女性を中心に人気が爆発し、サーバーは常に満員状態。すぐにプレイしたいと思っても新規登録もままならない状況だ。

『刀剣乱舞-ONLINE- 描き下ろし付録つき公式スタートブック』は、『刀剣乱舞』初の公式本ということもあって、発売直後から売り切れる書店が続出。だが、ネット上では本を購入したとおぼしき人からは「本の内容がなさすぎてびっくり」「同人誌並の薄さ」といった声が多数見られる。同誌の価格は1500円(税込)ながら総ページ数はたった16ページ。換算すると1ページあたりの価格はおよそ93円というぜいたく仕様。16ページ中11ページが刀剣男士の立ち絵が並ぶ紹介ページで、残り5ページはゲーム公式サイトにある「遊び方」をまとめたもの。“公式本”ということで、新情報やゲームの裏技などを期待するファンも多かったはずだが、実際は既出の情報ばかりだったことで、ファンの反感を買うことになったようだ。

 一方で、付録にある刀剣男士の加州清光と公式キャラのこんのすけが描かれたアクリルキーホルダーと手ぬぐいについては、加州清光のイラストレーターである汲田氏がこの本のために書き下ろしたものというだけあって、「清光かわいい!」といった歓喜の声も上がっている。だが、本の価格や内容の薄さもあって、ネット上では「付録だけの本」といった烙印を押されてしまっている状態だ。

 そんな酷評が上がってしまった同誌だが、中には「公式の薄い本買ってきた(笑)」「公式からの薄い本キター!」と、本の薄さを“ギャグ”にするファンも。貴重すぎる公式からの“薄い本”だと思って購入したほうがある意味楽しめるかも!?

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