声優交代が不安視された『遊☆戯☆王』新作映画 風間俊介の続投でファンからは安堵の声

2015.04.20

 2016年公開予定である劇場版『遊☆戯☆王』の武藤遊戯役の声優がジャニーズ事務所所属の俳優・風間俊介に決定したことを受け、ファンからは歓喜の声が上がっている。

 高橋和希のマンガを原案とし、アニメやオフィシャルカードゲームとして幅広い展開を見せてきた「遊戯王」シリーズ。そんな人気シリーズ初代の主人公・武藤遊戯とそのライバルの海馬瀬人をメインとした映画が来年公開される。その2人の声優を、かつて放送されたアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』と変わらずに、風間と声優・津田健次郎がそれぞれ務めることが決定したのだ。

 遊戯役の声優については、今年1月に発売されたゲーム『遊☆戯☆王アーク・ファイブ TAG FORCE SPECIAL』(ダウンロード版のみ)で新たに俳優の鯨井康介が起用されており、ファンの間ではアニメで慣れ親しんだ風間でなかったことを受け、ゲームが発売された際には「コレジャナイ感が強すぎる」「誰だコイツ……」と、違和感を拭えずに不満の声も上がっていた。こうした背景もあり、今回の新作映画においても風間を声優として起用するのは難しいのではないか、と不安視する声も聞かれた。これには、風間が声優を本職としておらず、自社タレントの扱いを厳しく管理していることでも知られるジャニーズ事務所所属の俳優であることも、不安に拍車をかけた。しかし、今回、武藤遊戯役が風間に決定したことが発表され、「やっぱり遊戯は風間くんでないと!!」「今からすごい楽しみ」と、ネット上で声が上がるなど、ファンは喜びに沸いている。

 来年20周年を迎える「遊戯王」シリーズでの6年振りの新作映画に早くも注目が集まっているが、今回のキャスト発表でますます期待が高まる。

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