「地方選より多いじゃねーか」 ゲーム『ガールフレンド（仮）』人気投票総数が2100万票を超え、多すぎると話題に

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『ガールフレンド（仮）』公式HPより。

　今月7日、サイバーエージェントより配信されているブラウザ・スマートフォン向けソーシャルゲームアプリ『ガールフレンド（仮）』のユーザーによる人気投票の結果が発表されたが、その結果以上に、投票総数が“多すぎる”としてネット上で話題となっている。

『ガールフレンド（仮）』は茅野愛衣、佐藤聡美、寿美菜子など、80名以上の豪華すぎる声優陣がキャラクターの声を担当し、昨年末にはユーザー数600万人を突破した人気学園恋愛ゲームだ。特に2013年末頃から2014年年始にかけて放映されたテレビCMにて、キャラクターの一人、クロエ・ルメール（CV：丹下桜）の“(^q^)「くおえうえーーーるえうおおおwww」”とも表現される片言の自己紹介が印象に残るとして、ネット上を中心に話題となったことも記憶に新しい。2014年10月から12月にはテレビアニメ化もされていた。

　この『ガールフレンド（仮）』では、キャラクター人気投票「聖櫻学園マドンナ選抜総選挙」が毎年恒例となっており、ユーザーによる“推しメン”への白熱した投票がゲームを盛り上げている。今年2月13日から3月23日の約一カ月にわたって開催された「聖櫻学園マドンナ選抜総選挙2015」の結果、登場する115名のキャラクターの中で最もユーザーの票を集めたのは村上文緒（CV：名塚佳織）、続いて2位は椎名心実（CV：佐藤聡美）、3位はクロエ・ルメールという結果に。ところが、ネット上ではこの“投票結果”よりも“投票総数”のほうに注目が集まることになった。というのも、昨年に引き続いて1位となった村上文緒の得票数は259万4866票。以下、椎名心実が186万1969票、クロエ・ルメールに136万3372票、4位の朝比奈桃子（CV:小倉唯）は128万9220票と、それぞれ100万票超えを果たし、総投票数は2100万票を超えたと発表されたのだった。

　ネット上ではこの投票数を受けて「投票数がおかしい」「地方選より多いじゃねーか」「ネットやってる人全員が参加してるような勢いだな」「こんなにプレイ人数いるわけないだろ」と投票数の多さに圧倒される声が聞かれたが、この「聖櫻学園マドンナ選抜総選挙2015」、もちろん“一人一票”というシステムではない。ゲームへのログインやイベント、ツイッター連動でつぶやくことなどに加え、いわゆる“ガチャ”である「キューピッド」を回すごとにも投票券が配布されていた。こうしたシステムから、重課金ユーザーの存在が推測され、「課金すればするほど投票できるシステム」「AKB48の総選挙と同じ」「人気順じゃなくて忠誠心を試すランキング」といった批判の声も。

　ともあれ、その人気のほどを証明した『ガールフレンド（仮）』。今回、総投票数が2000万票を超えたことを受け、第3位に輝いたキャラクター・椎名心実の部屋を仮想現実上で覗くことができるVRソフトの制作も決定している。色々な意味でより生々しさを増す『ガールフレンド（仮）』に注目だ。