目指せコンプリート!! 日本マンガ家記念館巡り!! 第5回

赤塚不二夫の“愛され力”を見せつけられる「青梅赤塚不二夫会館」に行ってきた

2015.03.15

 マンガ家として大成功した者だけが建てられる栄光の城……それが記念館だ!! と、いう訳で、全国のマンガ家記念館を巡ろうという当企画。第5回は「青梅赤塚不二夫会館」へ足を運んだ。

 赤塚不二夫といえば、『天才バカボン』、『もーれつア太郎』、『おそ松くん』、『ひみつのアッコちゃん』と、昭和のギャグマンガ家の代名詞的存在である。

 そんな氏のマンガ家記念館が建てられることは、何の不思議もないのだが、赤塚不二夫は会館がある東京都青梅市の出身ではない。

 赤塚不二夫は、満洲国生まれ、戦後は奈良、新潟と移り住んだ。その後、東京江戸川区で就職。デビュー後はご存知豊島区のトキワ荘で執筆活動に勤しんできた。

 やはり、青梅市は出てこない。

 ではなぜ青梅市に「赤塚不二夫会館」が建てられたかといえば、青梅駅の商店街では、手描きの映画看板で町おこしが行われていた。赤塚不二夫はそこで、新潟在住の頃映画看板制作の仕事をしていたのだ。

「赤塚不二夫会館」へと続く道は、「青梅赤塚不二夫シネマチックロード」と呼ばれ、『第三の男』『喜びも悲しみも幾歳月』『バス停留所』といった昭和の看板が飾られていて、とてもいい雰囲気だ。ちなみに『バス停留所』は本物のバス停留所に掲げられている。

 そんな並びの中、ひと際目立つ「青梅赤塚不二夫会館」は突然現れる。
 
 逆立ちした銀のバカボンのパパ、ア太郎とイヤミの看板が目印で、もともとは外科医院だった建物をそのまま使っているため、とても昭和なしっかりしたミュージアムだ。

 入場料(大人450円)を支払って展示室に入ると、まず「シェー」でお馴染みのイヤミのフローチャート診断コーナー。自分が“どのタイプのイヤミ”なのかを診断できる。

 前半戦は比較的子供向けの展示物が多く、おそ松くんやレレレのおじさん、バカボンのパパなどの看板が並び、一緒に写真を撮ることができる。

 そして、「バカ田神社」という小さい神社が設置されている。こちらは赤塚不二夫の愛猫、菊千代を祀った神社だ。

編集部オススメ記事

注目のインタビュー記事

人気記事ランキング