『嵐にしやがれ!』で『ガンダム』コスも披露 及川光博、“王子キャラ”から”オタクキャラ”へ転身?

2015.03.11

 今月21日から公開される映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』で仮面ライダー3号・黒井響一郎を演じることが話題を呼んだ俳優の及川光博。3月7日に放送された『嵐にしやがれ!』(日本テレビ系)では、『機動戦士ガンダム』を始め、自身のオタクっぷりを改めて披露し、ネットを中心に話題となっている。

 番組では『ガンダム』について熱く語っていた及川、こうした縁から『ガンダム』関連の仕事も多数こなしている。2009年には、名古屋テレビ(メ~テレ)に「メ~テレ★ガンダムTHE FIRST親善大使」に任命。また、アニマックスが2012年に『ガンダム』シリーズ長編15作品を集中放送した『ガンダムウィーク』ではナビゲーターを務めた。情報番組だけに限らず、2010年発売のゲーム『ガンダムアサルトサヴァイブ』では主題歌を担当。さらに、ゲーム中ではカスタムパイロットの声を演じている。

『ガンダム』に限らず、及川のアニメの造詣をうかがわせるのはたびたび見せるコスプレだ。『嵐にしやがれ!』で自前の『ガンダム』・ジオン公国の軍服を着用したことはもとより、毎年大晦日に行なう自身のカウントダウンライブにおいて、コスプレは定番となっている。これまで、『ガンダム』のシャアを模した「赤い彗星のニャア」ほか、『サイボーグ009』『宇宙戦艦ヤマト』『ルパン三世』など――数多くのコスプレを披露。2004年に出演したバラエティ番組『アリゾナの魔法』(日本テレビ系[放送終了])でも、『ガンダムSEED』のアスラン・ザラのコスプレをしている。

『嵐にしやがれ!』では、そんな及川の俳優としての原点が1977年放送の特撮『怪傑ズバット』にあると紹介。及川いわく、怪傑ズバットを演じる俳優・宮内洋に憧れていたそう。宮内は『仮面ライダーV3』、『ゴレンジャー』のアオレンジャー、『ジャッカー電撃隊』のビッグワンも演じた役者である。先の『アリゾナの魔法』出演時にも『仮面ライダー』のフィギュアを購入するなど、特撮熱も高く、今回の映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』への出演は本人にとっての悲願だったようだ。

 そのほか、声優として自身が主題歌「フィアンセになりたい」を歌った映画『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』に出演したり、2012年からはアニソンの祭典『ANIMAX MUSIX』に出演し続けている。かつては、王子キャラとして人気を博した及川。近年ではドラマ『半沢直樹』(TBS)などで俳優としての評価を上げているが、今後バラエティではオタクキャラを前面に押し出していくのだろうか?

編集部オススメ記事

注目のインタビュー記事

人気記事ランキング