世界初! ケモナー向けラブドール「けものひめ きつの」開発企業を直撃!

世界初! ケモナー向けラブドール「けものひめ きつの」開発企業を直撃!の画像1ケモナー専用ラブドール『けものひめ きつの』。

 発展著しい日本のアダルトグッズ業界。日々、数多のメーカーがユーザーを驚かせるグッズを生み出そうと、試行錯誤を繰り返している。そこに新たな“世界初”が誕生した。世界初となるケモナー専用ラブドール『けものひめ きつの』だ!

 ケモナーとは、擬人化ではなく人間のようにふるまうケモノキャラに性的興奮を抱くという嗜好。このジャンルの歴史は古く、日本だけではなく世界のあちこちにケモナーは存在している。

 そんな人々を歓喜させる『けものひめ きつの』の見た目は、ぬいぐるみ。その股間部分に、オナホールを装着し、楽しめるようになっている。そのサイズは650×300×200ミリと、まさにケモノそのもののサイズなのだ。

 ケモナーは古くから知られるジャンルとはいえ、あまりにマニアックな嗜好だ。それをラブドールにするなんて、いったいどんな会社なんだ!

世界初! ケモナー向けラブドール「けものひめ きつの」開発企業を直撃!の画像2『けものひめ きつの』の設定イラスト。

 これを生み出した株式会社YOSは、本作がアダルトグッズ業界参入の第一弾。

「もともと別の業種会社だったのですが、何か新しいことをやろうという意見がずっとありました。そんな時に偶然見つけたのが、ケモナーの集うサイトだったのです。そこで書かれていた“オカズが少ない”という言葉を見て、ひらめいたんです」

 そう話すのは、同社で開発に携わった小野寺祐介さんだ。「ラブドールは究極のアダルトグッズだと思っていた」と熱く語る小野寺さんだが、ケモナー専用のグッズ開発は平坦な道のりではなかった。まず始めたのは、製造を請け負ってくれる工場探し。オリジナルのぬいぐるみを製作してくれる工場は存在するが、アダルト商品となると難色を示される。

 また、アダルトであることに問題はなくとも、製造コストが折り合わなかったり……そんな苦労の末に見つけた工場。実はケモノ・ラブドールの製品化にこぎ着けたのは、この工場の努力も大きかった。

「最初は、ぬいぐるみに穴を開けたらいいんじゃないかと思っていたのですが、すぐにそれではダメだとわかりました。ホールが抜けてしまうんです」

世界初! ケモナー向けラブドール「けものひめ きつの」開発企業を直撃!の画像3試行錯誤を重ね、たどりついた内ボタン。

 かといって、ホールを差し込んだだけで固定されるような素材を使うと、ホールの抜き差しが非常に面倒になってしまう。いくつも試作を行った結果、たどり着いたのがホールを袋に入れて挿入、内ボタンで留めるという方法だった。こうして試行錯誤する中で、本体の大きさもより使いやすいサイズに変更され、当初より一回り大きいサイズとなったそうだ。また、工場からの提案で手足と首を可動式にし、実用性が高まった。それでいて、一見しただけではラブドールとはわからない、という当初の目的も果たしている。開発にかかった期間は一年間、まさに努力の結晶といえるグッズだ。

 こうして登場した『けものひめ きつの』。第一弾のグッズだけあって、まだ各所に営業して取扱店舗を増やしている段階。ゆえに、ネットでの大反響は想定外の驚きだったという。そして、ケモナーからは「オスも欲しい!」など、さまざまな反響が届いているのだとか。

「ユーザーの意見を取り入れて、さらにグッズを企画していきたいと思っています。素材にこだわったりもしてみたいですね。ですので、ぜひ多くの人に使っていただき、意見を寄せていただきたいと思っています」

 今後、同社ではイベントなどにも参加して、商品をアピールしていく予定だという。第一弾でこんな企画を実現しちゃう会社が、これからナニを生み出すのか? これは目が離せなくなってきた!
(取材・文/昼間 たかし)

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