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狂い咲いたアイドル熱が止まらない!

電撃ネットワーク・ギュウゾウがついにアイドルフェスを主催! 渋谷発栃木行の『ギュウ農フェス』が熱かった!

2015.03.07

 続いては、ギュウゾウさんも足しげく通っているヒップホップアイドルグループ「lyrical school」。セカンドアルバム『SPOT』の発売も間近に控える6本のマイクはこの日も絶好調! 1曲目の『プチャヘンザ!』で、会場中の空気も腕も上げさせる。途中、ファンに勝手に担がれた(と本人は証言)ギュウゾウさんが、クラウドサーフで流れてくるというサプライズもあった。

 ちなみに、同イベントにリリスクの出演が決まったのは、ayakaが「リリスクは栃木でLIVEをやった事がないんですよ」とギュウゾウさんに訴えたのがきっかけで、この日もあらためてMCで「ぜひ栃木に呼んでください!」と直訴。最後は力強いラップが耳を刺す新曲『I.D.O.L.R.A.P』で、その貫禄を見せつけた。

 そして、この夜のトリを務めたのは「BELLRING少女ハート」。仲野珠梨と美月柚香の卒業を翌日に控えたライブだっただけに、ステージ前のフロアはパンパン。そこにこの日一番の爆音でスタートしたのが、『rainy dance』だ。激しく明滅するフラッシュの中、全身でブチ当たってくるような鬼気迫る6人の歌とダンスに対し、フロアの観客も一体となって大きな生き物のようにうねり、叫びながら応える。共に、一瞬の隙もない空気。こんな雰囲気はアイドルのライブのみならず、そうそう味わえない。ほぼノーMCで、50分もそんなステージが続いた。

 その心の内を一切語ることなくパフォーマンスで見せつけようとするからこそ、一秒一秒が濃密で饒舌なメッセージのようなライブ。最後は、これまで何度となくこのメンバーで歌われてきた『the Edge of Goodbye』で爆発的なモッシュを起こし、『ギュウ農フェス』第1回のトリにふさわしいインパクトを残した。

 ギュウゾウさんも卒業メンバー2人と最後にこういう形でかかわることができて、満足気だった。

「いやー、楽しかった! 主催の何がいいって、楽屋でガッつき放題ですから(笑)。……って、冗談ですよ! 実際はほとんどフロアにいましたからね。栃木県からも(ファンの方が)いっぱい来てくれて、みんな『楽しい楽しい』って言ってくれたから、次に繋げていきたいですね。最終目標は、栃木でのアイドルフェスだから! 『ギュウ農フェス』第2弾も熱が冷めないうちにやりたいと思ってるので、応援してください!」

 そう笑顔で語るギュウゾウさん。栃木県民でなくとも、この日の濃いラインナップの熱高すぎるライブにお客さんは大満足だったことだろう。ギュウゾウさんのお眼鏡にかなったアイドルが登場するフェス第2弾が、今から楽しみだ。
(文/大坪ケムタ)

★ギュウゾウさん出演のトークイベント!
『ギュウゾウ・ケムタのアイドルスター誕生!vol.1』
日時:3月12日(木) 18:30開場/19:30開演
会場:高円寺パンディット http://pundit.jp/
チケット:当日前売共に2000円

出演:ギュウゾウ(電撃ネットワーク)、大坪ケムタ(ライター)
ゲスト:「ゆるめるモ!」田家大知プロデューサー

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