“ハンサム”だけじゃない! 実力派イケメン俳優が掛け合い落語で“魅せる”『ハンサム落語』【インタビューあり】

2015.02.22

左から吉田友一、林明寛、小谷嘉一、宮下雄也。

 2月13日から東京・赤坂REDシアターにて行われている『ハンサム落語』。その名のとおり、見目麗しい若手俳優たちが掛け合いで見せる新たなスタイルの落語です。2013年にスタートしたこのシリーズは、今回で第5幕目。そんな作品の出演キャストは“ハンサム”なのはもちろん、みな数々の舞台をこなしてきた実力派でもあります。そんな両方面から“魅せて”くれる『ハンサム落語』。今回は初日の前日に行なわれたゲネプロにおじゃましてきました!

 ゲネプロに登場したのは小谷嘉一くん、林明寛くん、宮下雄也くん、吉田友一くんの4人。初日の初回公演と同じく宮下くんと吉田くん、小谷くんと林くんといった組み合わせでゲネプロは進行されていきました。ちなみに、ほかの出演キャストは磯貝龍虎くん、寿里くん、末原拓馬くん、平野良くん、米原幸佑くんといった面々。各公演でキャストも組み合わせも違うので、何度見ても楽しめる作品になっています。

 話を戻してゲネプロへ。今回行なわれる落語の演目は『出来心』、『心眼』、『一眼国』、『八五郎出世』の4つ。すべて古典落語ではありますが、今風の言葉や表現がところどころに入っていたりするので、わかりやすいものになっていると思います。キャストたちのメリハリのある掛け合いと相まって、終始楽しめる公演になっていました。また、各演目の導入部分はアドリブ。思わず笑ってしまうネタが繰り広げられていたので、そこにも注目して見てみては。

 ちなみに個人的に萌えたのが、“ハンサム”俳優たちの“胸チラ”。この公演の衣装はシリーズを通して男おいらんをテーマとした着物なのですが、落語の掛け合いをしていくうちに……!? もちろん本編を楽しんでほしいのですが、ひとつの見どころとしてお伝えしておきます。

 そして、この公演は落語だけでは終わりません。俳優たちのインスピレーションが試される(!?)写真大喜利とあいうえお作文が最後に行なわれます。写真大喜利はつまらない答えをしたら自分の照明が落ちるという演出があるのですが、ゲネでは林くんの照明が結構落ちていた印象です(笑)。

 そんな実力もある若手俳優たちを通して古典落語を楽しめる『ハンサム落語』。ゲネプロ終了後、脚色と演出を手がけるなるせゆうせい氏に作品制作の裏側について話を聞くことができました。

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