『ストリートファイターII』から“リアルファイト”になることも!? 『アメトーーク』で振り返る『ストII』の思い出

1502_stf_02.jpgスーパーファミコン版『ストリートファイターII ザ ワールド ウォーリアー』(Nintendo Wii Uバーチャルコンソール)より。

 2月19日放送の『アメトーーク』(テレビ朝日)は、カプコンの格闘ゲーム『ストリートファイターII』が好きな“ストリートファイターII芸人”が登場した。同番組は、昨年12月にもスクウェア・エニックスのRPGゲーム『ドラゴンクエスト』を取り上げ話題に。“ドラゴンクエスト芸人”によって『ドラゴンクエスト』の魅力を再確認できた人も多かったのではないだろうか。それに次ぐような形で放送された『ストリートファイターII』(以下、『ストII』)企画だが、今回も作品の魅力や当時の思い出を振り返られるものになっていた。

 まず、予備知識として『ストII』を振り返ろう。『ストII』が最初にリリースされたのは、1991年のアーケード版。翌年には全世界で630万本売れたといわれるスーパーファミコン版がリリースされる。現在における対戦格闘ゲームの雛形と言われ、リリースから20年以上経った今も多くのファンを魅了してやまない作品だ。

 番組ではそんな『ストII』について、芸人たちのさまざまなエピソードが語られた。例えば、ゲームセンターで対戦した相手が怖そうな人だった場合、いちゃもんを付けられないように“わざと、しかも相手にわからないように負ける”といった話。当時のゲームセンターといえば、殺伐とした空間であったとも言われる。筆者は当時のゲームセンターの雰囲気を知らないのだが、「灰皿が飛んできた」「怒号が飛び交うのはよくあった」「大人が喧嘩していた」という話を周囲のゲーマーからよく聞くのだ。そんな“リアルファイト”に発展しかねない雰囲気で、芸人たちがしていた“小技”は実際に行なっていた人も多かったのではなかろうか。

 また、芸人たちは登場キャラクター・ザンギエフの必殺技「スクリューパイルドライバー」の話でも盛り上がった。家庭用でプレイする場合、「スクリューパイルドライバー」を繰り出すには「十字キーを一回転させてパンチボタンを押す」という操作をする。この「十字キーを一回転」という操作、できれば実際に試してみてほしい。まず単純に左手の親指が痛くなる。芸人たちはもちろん、これで親指を痛めていたという声はネットにもかなり上がっていた。

 またこの「スクリューパイルドライバー」だが、十時キーを上手に一回転させるにはどうしたら良いのかという悩ましい部分が出てくる。芸人たちは「こすり型」(十字キーに沿って指をスライドさせる)か「指を動かす型」(指をスライドさせずボタンを押す)で操作していたと話していたが、どちらの方法が多く使われていたのか気になるところだ。ちなみに筆者はゲームパッドで格闘ゲームを遊ぶ場合、指をスライドさせて操作することが多い。しかし、指が痛くなるのでゲームによってはレバーを使いたいと思ってしまう……。

 ほかにも番組は、各キャラクターのエンディングを振り返ったり、実際に『ストII』をプレイしてみたりなど、『ストII』を存分に楽しめる放送になっていた。ネットを見てみると、放送を受けて実際に『ストII』をプレイする人もいるほど。そんな『ストII』もとい、『ストリートファイター』シリーズだが、多くのシリーズが世に出ており、最新作『ストリートファイターV』のリリースも告知されている。最新作を楽しみに待ちながらも、ゲームセンターで1クレジットを投入し、対戦に燃えてみるのはいかがだろうか。
(文/らくしゅみっくす)

らくしゅみっくす
駆け出しフリーライター、ゲーム音楽ピアニスト、ゲーマー、なお地方民。
ゲーム関係からビジネス・ライフハック・メイク・ファッションまで幅広く執筆中。演奏はシューティングゲームの音楽からレトロゲーム・最新ゲームまで。ゲームではシューティングゲームを筆頭にパズル、アクション、シミュレーションなど何でも遊ぶ。

ストリートファイター2

ストリートファイター2

春麗のパンチラを狙っていたという話も。

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