ようやくライトも救われると思ったら…見渡す限りの絶望感に包まれた『トッキュウジャー』第46駅

 お弁当も食べ、元気を取り戻したライトは、再びキャッスルターミナルへの突入を決意。これまでは見ているだけだった車掌さん(演:関根勤)たちも「旅は道連れ」と同行することに。ところが、その前にネロ男爵が操る超クライナーロボが立ち塞がります。苦節一年、『コードギアス』のルルーシュばりの裏切りキャラかという予想を裏切り、反逆者だらけのシャドーライン陣営随一の忠臣だった彼が、ようやく今回、その忠誠心を認められた(ゼットじゃなくてモルク侯爵にですけど)こともあって、激しくレインボーラインを阻止しようとしますが、お前の相手はこの俺だ、とばかりに明のビルドダイオーがその意気込みを挫きます。

 その隙にキャッスルターミナルの目前まで近づいたライトの元に、なんとゼット自らが降臨。ゼットは完全態に、ライトは闇のトッキュウ1号に変身し、激突します。しかし、闇に落ち、キラキラがなくなったせいか、勝利のイマジネーションが見えないライトはゼットの刃に倒れてしまいました。そこへライトを救おうと、車掌さんが烈車ごとゼットに突撃。なんとゼットは烈車を真っ正面から受け止め、『のたり松太郎』ばりのうっちゃりで放り投げてしまいました。暴走、人身事故、脱線って、何かあったら放送延期必須な要素がてんこ盛りなんですけどー! 終盤なのに、この攻めの演出。やっぱり、このスタッフはいい意味で頭がおかしい。

 やはりサポートはトカッチたちじゃないと……車掌さんたちも諦めかけていた、その時。ワゴンさん(CV:堀江由衣)が一縷の希望を明かします。実はワゴンさんは明に、あるモノを秘密基地に置いて来てくれと頼んであったのでした。それは成長した姿の五人で撮った一枚の写真。秘密基地でその写真を手にしたトカッチたちは、すべてを思い出しました。ライトがこの秘密基地を作ったこと、自分たちがトッキュウジャーであったこと、そしてライトが今ひとりで戦っていることも。

「俺たち、私たち、トッキュウジャーだった!」

 ライトを救うため、再びトッキュウジャーになろうとする四人ですが、レインボーラインに乗車するためのパスがありません。しかし、あることを思い出します。レインボーラインのパスは、元々ライトお手製の秘密基地のパスだった。ならば新しく秘密基地のパスを作れば、レインボーラインのパスになるはず! 四人はパスを作り、祈ります。

「行き先は、ライト!」

 四人のイマジネーションは奇跡を生み、レインボーラインを呼び寄せました。そして成長した姿に戻った四人は烈車に乗り込み、キャッスルターミナルを目指します。ところが、キャッスルターミナルはゼットが溜め込んだ闇の力で闇の巨獣と化し、あたり一面を闇で包んでしまいました。ゼットと戦うライトも、トカッチたちが乗った烈車も、そして昴ヶ浜の町も……。ネロ男爵の超クライナーロボと戦っていて、辛うじて闇から弾き飛ばされた明は、線路を通じてみんなの気配を探りますが、そこには何も感じられず……。

ドラえもん (感動編) (小学館コロコロ文庫)

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いなくなって広く感じちゃう、あれだ。

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