エッチすぎるシーンをやめたのには理由があった!? 映画『鬼灯さん家のアネキ』の裏話が明かされる

2015.02.14

『鬼灯さん家のアネキ』で主演を演じた谷桃子。

 2月13日、都内で映画『鬼灯さん家のアネキ』のBlu-ray&DVD発売記念イベントが行われ、主演の谷桃子と監督の今泉力哉が登場した。

 本作は、累計60万部突破の人気コミック『鬼灯さん家のアネキ』(KADOKAWA)を映画化した作品。映画は、セクシーでお茶目なアネキ・鬼灯ハル、童貞男子高校生・鬼灯吾郎、ミステリアスな女子高生・水野麻衣が繰り広げるドタバタラブコメディの中に、人を愛するがゆえの苦しみや嫉妬、優しさを織り込んだ新しい形の恋愛映画だ。ちょっとエッチなシーンも見どころの一つである。

 イベントでは、まず本作が映画初主演で鬼灯ハルを演じたグラビアアイドル・谷桃子が登壇し、Blu-ray&DVDの発売が書かれたセクシーな胸元を披露。続けて今泉力哉監督が登壇してトークセッションがスタートした。

■マンガを映画化する際に気をつけたこととは?

“おすすめのシーン”について聞かれた谷は、「裸エプロンですね。このシーンのために、キックボクシングを習ってお尻を鍛えました(笑)。エプロンの下は本当に何もつけていません」と語ると、今泉監督が「どれだけ見える面積を少なくするかについて、議論を重ねました(笑)」と笑顔で裏話を披露。

バレンタインデー前日ということで登場した“鬼灯さん仕様”のチョコレートケーキ。

 そして、“マンガを映像化する時に気を付けたこと”について、今泉監督は「原作を読んで、人間関係や距離感がポイントだと感じたので、そこは特に大事にしました。それから、原作ではエッチなシーンで脱ぎまくっていたり、鼻血が出たりするんですが、そこはどうしようかと最初に話し合って、結局やらないことにしました(笑)」と明かすと、谷も「原作だとハルが吾郎ちゃんのベッドで裸で寝てたりするんですよね。でも、やっぱり幅広い方々に観ていただきたいですから」と作品について語った。

 さらに、谷は「私が現場で胸を揺らしたり、お尻をプルプルさせてみたりしている姿を見た監督が、とっても照れていたのがかわいいなと思いました(笑)」と当時の撮影現場について明かし、「今後はホラー映画に挑戦したい。“驚かされる側”ではなく、“驚かせる側”で(笑)。セクシーなホラー映画も良いかもしれませんね」と、女優としての抱負を語った。

 そして、この日はバレンタイン直前ということで、“鬼灯さん仕様”の豪華なチョコレートケーキが登場。さらに、谷が今泉監督にサプライズでプレゼントBOXを手渡すと、中から谷桃子の“桃尻”を模したメッセージボードに装着されたTバックが現れ、それを見た今泉監督は「Tバックをもらいました……(笑)」と予想外のバレンタインプレゼントに苦笑いしていた。

 映画『鬼灯さん家のアネキ』のBlu-ray&DVDは2月18日に発売される。ちなみに、原作の続編である『鬼灯さん家のアネキ(+妹)』は現在、月刊「ヤングエース」にて連載中だ。“『鬼灯さん家のアネキ』ワールド”に浸りたい人は映画とともにチェックしてみてはいかがだろうか。
(取材・文/小林ぴじお)

『鬼灯さん家のアネキ』
Blu-ray&DVD 2015年2月18日発売
発売元:(株)KADOKAWA 角川書店
販売元:ポニーキャニオン
DVD/¥3,800(本体)+税、Blu-ray/¥6,300(本体)+税
※レンタルも同時リリース
(C)2014『鬼灯さん家のアネキ』製作委員会

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