アイドルは振付けに注目するともっと楽しい! アイドル文化とともに盛り上がるアイドルの振付師

 多種多様なアイドルグループが活躍を見せる中、アイドルの振付師にも注目が集まっています。1月には、PASSPO☆やアップアップガールズ(仮)の振付師で知られる竹中夏海が2冊目となるアイドル本『アイドル=ヒロイン~歌って踊る戦う女の子がいる限り、世界は美しい~』(ポット出版)を発売するなど、その注目度は増すばかり。その中で、2月5日放送の『アフロの変』(フジテレビ系)では、たびたび同番組で独自のアイドル論を語ってきたよっぴーこと、日本放送の吉田尚記アナウンサーがさまざまなアイドルの振付師をクローズアップしました。

 まず、吉田アナが名前を挙げたのが夏まゆみ。夏まゆみはモーニング娘。をはじめ、AKB48の立ち上げ時から曲の振付けを手掛けてきた振付師です。吉田アナは夏まゆみが手掛けたモーニング娘。の「恋のダンスサイト」を例に上げ、夏まゆみがアイドルのダンスをファンが真似をするという“振コピ”を意識していたと説明。たしかに、「恋のダンスサイト」には、正拳突きや“セクシービーム”といった真似しやすい振りが見られます。吉田アナは、そういった“振コピ”しやすい曲が出てきたことで、アイドルに憧れる女子が増えたという持論も展開しました。

“振コピ”といった風潮が生まれ、アイドルダンスが一種のメディア性を獲得すると、その次は実績のある振付師がアイドル界に参入するようになります。吉田アナが名前を挙げた牧野アンナは、安室奈美恵といった有名アーティストの振付けを手掛けたのち、AKB48の「ヘビーローテーション」などの振付けを担当しています。ほかにも、最近『妖怪ウォッチ』の「ようかい体操第一」で注目を浴びた振付師・ラッキィ池田はAKB48の「心のプラカード」の振付けを手掛けました。

 その中で、吉田アナ曰く振付師のパパイヤ鈴木は、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」の振付けを手掛けた際に、誰でも真似ができてなおかつ見栄えのする振りを意識したそうです。同曲のPVで一般人が踊るシーンがあるのも、こういった考えを反映しているからだといいます。

 ほかにも、もももいろクローバーZの結成以来、振付けを手掛けてきた石川ゆみや、前出にもある竹中夏海の名前を上げ、アップアップガールズ(仮)のストーリー性の高い振付けを絶賛していた吉田アナ。最後に「アイドルはダンスや振付師から見ても新たな味わいを見つけることができる」と教えてくれました。好きなアイドルの振付けは誰が携わっているのか、今一度注目してみるのも面白いのかもしれません。

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