アイドルカレッジ オーディション・ドキュメンタリーpart2

【アイドルオーディションの裏側】「遅刻する子はかわいくても不採用」 運営が見ている候補者の行動とは?

■長い間苦楽をともにするからこそ、メンバー選びは難しい

1502_idol06_01_s.jpg1502_idol06_02.jpg投票を呼びかける候補者たち。

――今回のオーディションはファンの意志が反映されているということで、クラスメイト(ファンのこと)の評判もよかったようですね。

O氏 メンバーやスタッフの意見も反映されていますが、やはりファンの声が高かった子たちが残りましたね。自分たちで選べたことはファンも責任を持てますし、これからもアイカレの応援のしがいがあると思います。

――今回のライブでは1000人の動員を目指していましたが、今回のオーディションはその後押しとなりましたか?

O氏 実はライブのチケットは2週間前くらいまで300枚くらいしか売れていませんでした。メンバーがTwitterなどで呼びかけた努力もありますが、今回のオーディション企画で、SHOWROOMを通してアイカレを知ったという人も多く、そうした人たちが、オーディション候補者がアイカレに入りたいなら力を貸してあげようとライブに足を運んでくれていました。動員数を伸ばす後押しにもなったので、オーディション企画は大成功だったと思います。

――以前、ファン投票をするオーディションの狙いとして、ファンの意向を知りたいと話していましたが、ファンとスタッフの意向に違いはありましたか?

O氏 合格者が選ばれた理由には一長一短がありますね。ただ、これから一緒にやっていくという点で、メンバーの意見を尊重したいというのはありました。ライブの前にメンバーが候補者と話す時間を急きょ設けましたが、そこまですることによってメンバーにも選ぶ責任がでてきますし。一方、スタッフが審査対象にしていたのは挨拶ができるかどうかや、遅刻をしないだとか、そういった要素が多かったです。

M氏 内面的なものや取り組む姿勢、遅刻があるかなどはファンが見られない部分じゃないですか。ファンはSHOWROOMやTwitterのやり取りだけなので、そこはファンの意向と合致しないと思います。だからなぜこの子が落ちたんだろうという疑問はファンの中にもあるはずで、全員の意見が一致することは難しいですが、全体を見れば、ファンの方とも意見は大きくずれてはいなかったと思います。

――人を“選ぶ責任”というのは、メンバーに対してもよい刺激になりましたか?

M氏 今まではスタッフによって決められたメンバーが追加されるのを受け入れているだけでしたが、やはり“自分たちのグループ”という意識が強くなりました。意識が変わってきているというのを感じます。

O氏 よくメンバーに言われるのが、「中途半端なメンバー入れないでほしい」ということです。歌が上手かったりかわいかったりする新しいメンバーが入っても、遅刻が多かったり体調を崩しやすかったりすると、それをフォローするのはメンバーになります。メンバー自身もまだ上を目指しているので、そういうところを心配していますね。もちろん仲間ですから、体調が悪い時はフォローしたり、辛いことはみんなで話し合って負担を分かち合ったりしますし、逆に誕生日など楽しいことはみんなで祝って喜びを倍増させたりします。そういうことを長い間一緒にやっていくことになるので、メンバー選びはすごく難しいことなのです。その中で、今回はメンバーをしっかり選べたので、メンバーにもファンにもよい刺激になったオーディションだったと思います。

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