ソニー、オンラインゲームを手がけるアメリカの関連子会社を売却し、話題に【ざっくりゲームニュース】

2015.02.03

――毎日発表されたゲーム関連情報の中から、注目のネタをまとめてピックアップ。ざっくりわかるゲームニュース!

Sony Online Entertainment公式サイトより。

 ソニー株式会社(以下、ソニー)は現地時間で今月2日、傘下であるアメリカのSony Online Entertainment社(以下、SOE)を投資運用会社Columbus Nova社に売却したと発表した。SOEは北米にて、PlayStation(以下、PS)ハードやPC向けにオンラインゲームのリリースや運営を行なってきたが、2011年には顧客情報が流出する事件が発生。2013年度に行なわれたソニーの決算では、ゲーム事業における収益悪化となった要因の一つに挙げられたことも。社名はDaybreak Game Companyに改称されるものの、これまでに提供してきたサービスは今後も継続されるとのこと。同社CEOのJohn Smedley氏は、本件のプレスリリースの中で、これまでのPCやPS系ハードのみならず、Xboxといった他社ハード(新しいプラットフォーム)での展開を匂わせた。幅広く事業を展開できるという意味で、今回の一件が良いほうに転ぶか、注目だ。

 次に株式会社スクウェア・エニックスは昨日、PS4専用アクションゲーム『みんなでスペランカーZ』のリリースを正式に発表した。本作は『スペランカー』シリーズの最新作で、2009年にリリースされた『みんなでスペランカー』と同様に3D表現となっている。当初は「Project CODE Z」という名称で発表されて詳細は伏せられており、先週の土日に開催されたゲームイベント「闘会議2015」で発表が行われた。『スペランカー』といえば、虚弱体質の主人公を操作することによる難易度の高さで有名だが、本作では“強化”や“ペット”といった要素が新たに登場。また最大6人までのオンラインプレイも搭載しているので、ライトゲーマー層も安心して楽しめそうだ。リリースは来月3月19日を予定しており、基本無料のアイテム課金制となっている。ほかにも新要素があるとのことなので、続報に期待したい。

 最後はスマートフォン向けゲームアプリのニュース。プレイネクストジャパン株式会社は本日、iOSおよびAndroid向けアクションゲーム『ガチャピンのダイビングチャレンジ』をリリースした。本作はBSフジにて放送中の『beポンキッキーズ』に登場するキャラクター“ガチャピン”を主人公にしたタイトルだ。番組でさまざまなエクストリームスポーツに挑戦している彼だが、本作では海でのダイビングに挑戦。かわいらしいドット絵で表現されており、操作もタップのみなので非常にお手軽……と思いきや、ゲームの難易度は激ムズとのこと。しかし、プレイするうちに絶妙な難易度がクセになるようで、それこそクリアした時の達成感はスポーツ並みだろう。価格も無料なので、通勤や通学時などで空いた時間にチャレンジしてみよう!

■今回紹介したゲーム情報関連の公式サイトなどは以下より。
・Sony Online Entertainment社 公式サイト(英語)
https://www.soe.com/
・『みんなでスペランカーZ』公式サイト
http://www.jp.square-enix.com/msz/
・プレイネクストジャパン株式会社 公式サイト
http://www.playnext.co.jp/

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