まず図書室では、『ちびまる子ちゃん』が全巻読めるのはもちろん、『コジコジ』やエッセー集などのさくらももこ作品がすべて読めるのが嬉しい。中には、韓国版など外国バージョンの珍しい『ちびまる子ちゃん』も置かれている。
最後の展示室では、中日新聞社発行の新聞朝刊で連載された4コママンガ第一話の直筆原稿、さくらももこによる直筆のアニメ台本などが展示してある。やっぱり原画を見るとテンションが上がる。きちんと丁寧に描かれた原稿だった。
それから、ランド向けに書いたカラー色紙、さくらももこがデザインしたグッズ、愛用の仕事道具、などが展示されている。アニメ版の設定資料や、絵コンテも展示されていて、大人のファンも十分に楽しめるようになっていた。
最後の展示コーナーの近くには昭和グッズもたくさん展示されていて、小さい子どもが、小型のレコード再生機を指さして、
「お母さんこれなに〜?」
と無邪気に聞いていた。子ども世代には新しく、お母さん世代、おばあさん世代には懐かしいテーマパークなのである。
(文/村田らむ)
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