バラエティやゲームでもネタに…『ガッチャマン』コンドルのジョーが意外な形で注目を集める!?

 これまでに『巨人の星』や『タイガーマスク』といった名作アニメを、面白おかしいテーマを設けて紹介してきた『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)の人気コーナー「新・3大○○調査会」。1月28日放送分では、「新・3大『科学忍者隊ガッチャマン』のミサイルを撃ちたくてたまらないジョー」と題し、タツノコプロの代表作『科学忍者隊ガッチャマン』に登場する“コンドルのジョー”にスポットを当てていました。

 ここで言うミサイルとは、強大な威力のため、科学忍者隊を指揮する南部博士の許可なく撃つことができないバードミサイルのこと。しかし、作中では科学忍者隊のサブリーダー“コンドルのジョー”ことジョージ浅倉が「バードミサイルをぶちこんでやる!」と激しく息巻き、それをリーダーの健がたしなめるシーンがたびたび見られ、一種の名物となっています。今回、番組ではそんな『ガッチャマン』の名物シーンをまとめて紹介していました。

 第4話「鉄獣メカデゴンに復しゅうだ」では、ミサイルを打ちたいジョーを尻目に、健はその役目を敵・ギャラクターに親を殺された少女に与えてしまい、結果、自身で撃つことができなかったジョー。その後もバードミサイルに執着するジョーは、第6話「ミニ・ロボット大作戦」でギャラクターの潜水艦を目前にし、健に対して「1回だけでいいんだ、頼む1回だけやらしてくれ」と懇願。ようやく発射するも、あえなくミスファイアするという結果に。はたまた、博士のミサイル使用許可が下りた第5話「地獄の幽霊艦隊」では、気合いが入りすぎたあまりバードミサイルを連発しまくるジョー。当然弾切れし、ギャラクターから反撃を食らうという始末です。

 その後、シリーズが進み、博士の許可なしでバードミサイルが撃てるようになると「毎度のことながら効き目のないバードミサイルだ」と、ジョーが愚痴をこぼす場面も。第97話「明日なき宇宙船レオナ3号」では、パワーアップした超バードミサイルを撃つ機会を健に奪われたりと、誰よりもミサイルに執着し、結局最後までミサイルに恵まれないジョーがピックアップされていました。

 ちなみに、そんなジョーの願いが聞き入れられたのか、2010年に発売された格闘ゲーム『タツノコ VS. CAPCOM ULTIMATE ALL-STARS』では、ジョーの「バードミサイルをぶち込んでやる!」というハイパーコンボが存在。この技は、大型戦闘機ゴッドフェニックスを呼び出し、無数のバードミサイルを発射して攻撃するというもの。ただし、爆風で自分もダメージを受けるというのが、なんとも無鉄砲なジョーらしい技です。こうしたことからも、“コンドルのジョーとバードミサイル”がセットで愛されてきたことがわかります。

 今回、思わぬ形で取り上げられた『科学忍者隊ガッチャマン』。今一度見返してみると、当時とは違った楽しみ方もできそうです。

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