シリアルナンバー「00001」のPS4 20周年記念モデルが約1500万円で落札【ざっくりゲームニュース】

2015.01.26

――毎日発表されたゲーム関連情報の中から、注目のネタをまとめてピックアップ。ざっくりわかるゲームニュース!

 最初は今話題となっている、「PlayStation4 20周年アニバーサリー エディション」のニュースだ。「PS4 20周年アニバーサリー エディション」といえば、初代PSの発売から20年目を迎えたことを記念して、全世界合計1万2300台限定で製作された初代PSを彷彿とさせるデザインのPS4本体だ。その最初の1台にあたるシリアルナンバー「00001」のPS4が、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントより、「ヤフオク!」にて先週23日に出品されたことで話題となったが、そのオークションがついに昨日終了した。もちろん落札者は伏せられているが、落札価格は驚きの約1500万円。今回の収益金はすべて、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアが同額金を加えたうえで、子ども支援専門の国際NGO「公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」に寄付されることになっている。決して安い買い物とはいえないだけに、落札者には長きにわたって大事にしてもらいたいものである。

 株式会社バンダイナムコホールディングスは本日、中国・上海の現地法人「BANDAI NAMCO(SHANGHAI) CO., LTD.(以下、バンダイナムコ上海)」の設立を発表した。バンダイナムコ上海は、中国でのネットワークコンテンツの事業拡大や強化を目的に掲げ、今春より営業を開始する。バンダイナムコは今回上海に進出した理由として、中国におけるスマホ向けゲームなどのネットワークコンテンツ市場の成長、日本IP(知的財産)の人気の高さを見こんだコンテンツの消費需要を挙げている。今後は、日本で培ったノウハウを持つ同社とバンダイナムコ上海が、中国のゲームユーザーへの知見を持つ現地パートナーと連携してコンテンツの開発や配信を行ない、事業拡大を目指すとのことだ。中国というと、大量のコピー商品が氾濫している国と知られる。はたして、無事に中国進出は成功するのだろうか? 続報に期待したい。

 最後は大人気オンラインゲームおよび、ソーシャルゲームのサービス終了のニュース。
 
 株式会社レベルファイブ(以下、レベルファイブ)およびNHNPlayArt株式会社は、PC向けオンラインゲーム『イナズマイレブン オンライン』のサービス終了を発表した。本作はサッカーRPG『イナズマイレブン』シリーズを題材としたオンラインゲーム。サービス終了の理由として、ユーザーの期待に応えられなくなったことを挙げており、今回の発表と合わせて本作を熱心にプレイしてくれていたユーザーへの謝意も述べられていた。本作の公式サイトには、サービス終了日やそれまでのスケジュールなどが掲載されている。

 また株式会社アクアプラスも、スマートフォンおよびフィーチャーフォン向けソーシャルゲーム『ToHeartハートフルパーティ』のサービス終了を発表した。本作は恋愛アドベンチャーゲーム『ToHeart』シリーズを題材にしたタイトルで、サービス終了の理由は明かされていないものの、ユーザーへの謝意が述べられていた。今回サービスの終了を知らせたタイトルは、どちらも多くのファンを持つ人気作品を原作としている。前者の『イナズマイレブン オンライン』にいたっては昨年6月にサービスを開始したばかり。たった半年でサービスが終了したことに、衝撃を受ける人も多そうだ。

■今回紹介したゲーム情報関連の公式サイトなどは以下より。
・PlayStation4 20周年アニバーサリー エディション
http://www.jp.playstation.com/ps4/hardware/cuh1100aa20.html
・株式会社バンダイナムコホールディングス 公式サイト
http://www.bandainamco.co.jp/
・『イナズマイレブン オンライン』公式サイト
http://inazuma-online.hangame.co.jp/
・株式会社アクアプラス 公式サイト
http://aquaplus.jp/index.html

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