「『週刊少年ジャンプ』海賊マークを横にすると女の子」説　まさかの公式化!?

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――発行部数約266万部（一般社団法人 日本雑誌協会発表）を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」（集英社）。そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からレビュー！

「週刊少年ジャンプ」2015年8号（集英社）。

　本日発売の「週刊少年ジャンプ」（以下、「ジャンプ」）2015年8号、表紙と巻頭カラーは、4月よりアニメ新シリーズの放送が決定した『銀魂』。これまで06年から断続的に3シーズンにわたってアニメ化されてきた本作。13年の映画『劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』でその題名通り完結したかと思われたが、新シリーズ開始の報にファンからは喜びを持って迎えられた。『銀魂』のアニメは、パロディネタを含め自由度が高いことでも知られ、かつては放送休止騒動が巻き起こったことも。告知ページでは「関係者のみなさーん！」「丸坊主になる準備できてるアルかー!?」と開き直っており、アニメ新シリーズも変わらぬテンションで楽しめそうだ。

　今週の掲載順は『銀魂』以下、『僕のヒーローアカデミア』『暗殺教室』『斉木楠雄のΨ難』『ONE PIECE』と続いている。特に『斉木楠雄のΨ難』は、前号の“後ろより三番目”から異例の急浮上。今月9日よりテレビアニメ放送中の『暗殺教室』と、『斉木楠雄のΨ難』の間には、両作者が埼玉県入間市出身であることにちなんだコラボフード「いるまんじゅう」の企画ページが挿入されている。現在、入間市各地での「いるまんじゅう」販売のほか、入間市役所及び入間市博物館アリットミュージアムショップ宇茶戯にて両作品のイラストや先生の直筆サイン色紙といった限定展示会も開催されているとのこと。これらを鑑みると、告知的な意味合いも伺える掲載順位といえそうだ。

　一方、今号では『ジュウドウズ』が最終回を迎えた。スマホアプリ増刊「ジャンプLIVE」2号に掲載された同名読切が連載化され、昨年9月より始まった本作だが、4カ月強での終了となった。単行本2巻は3月4日、3巻は描き下ろし付きで4月に発売予定とのことなので、名残惜しいファンは要チェックだ。

　今号の注目は、プレゼントページ。この賞品紹介ページにおいて、「ジャンプの海賊マークを横にすると女の子に見えるってウワサ!!すごいね!!」という文言と共に、海賊マークに“壁ドン”される女の子（左右反転後、90度回転させた海賊マークを微改変）の姿が。このロゴマークに関するウワサは数年前よりネットを中心に広まっており、過去にも連載マンガ内で取り上げられたこともあった。そんな中、今号では「ジャンプ」本誌の情報ページにて公式に言及されるという珍しい事態となっていた。
（雑誌やマンガ作品に関して、言及のない限り、版元は集英社。文中、敬称略）