中でも、最も怖いのが、日本人形コーナーである。本殿の正面右手にずら~っと並んでいる前髪パッツンの少女たち。見ているだけで背筋がゾンゾンしてくる。噂によれば、毛の伸びる人形など、有名な心霊人形も納められているという。
そんなこともあってか、例に漏れず“心霊スポット”扱いを受けがちだが、決して怖がらせるために人形を並べているわけではない。淡嶋神社は人形供養の神社であり、ここには、しっかりと供養された人形が並べられているのだ。
人形供養の受付時間は、朝9時から16時まで。仏滅の平日(12月21日~1月3日 、2月21日~3月3日をのぞく)はいつでも受付けてもらえる。
ただし、郵送での受付は不可。また、納める時には、お気持ちを添えること。焼却委託料として、ぬいぐるみ等は、みかん箱1箱につき500円を別に払うルールである。ただし素材によっては受け付けてもらえない物もあるので、問い合わせてから足を運んで欲しい。
ちょっと面倒であるけれど、供養してもらえれば、愛した人形たちも、思いを残さず旅立てるに違いない。
ちなみに、淡嶋神社はひな祭りの神社としてもとても有名だ。そもそもひな祭りが3月3日になった経緯も、淡嶋神社のある加太地方にあると言われている。3月3日は正午から、ひな流しの神事が行われ多くの人が集まる。船に積まれた無数の雛人形は一見の価値ありだ。せっかくなので、時期を合わせて参拝してみてはいかがだろうか?
(文/村田らむ)
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