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みずからサイゾースタッフに売り込み!

「アメリカでとある事件に巻き込まれました」 “人が死ぬ”曲を歌うアイドルSTARMARIEの正体とは?

2014.12.29

■アメリカで死ぬかと思った!?

まだまだスタッフに売り込みます。

――よく公演のために海外に行っていたりすると、危ない目にあったりとかしなかったんですか?

高森 アメリカのタクシーで怖い経験をしていて、乗った時からなんとなく「速いな」って思っていたんです。けどちょっと強面の運転手さんで言えないし、そもそも英語ができないので、メンバーと小声で「速いよね」「うん」って言いあっていたんです。すると、そのタクシーがほかの車とぶつかりそうになっちゃって。そしたらその運転手さんが怒っちゃって、その車を追いかけはじめたんです。

――え!? メーターはどうしたんですか?

高森 そのままですよ。あとでスタッフさんが払ってました(笑)。さらに速度は上がるし、しかもハンドルを片手で操作して、もう片方の手で、ぶつかってきた車のナンバーを写メってて! 車は揺れるし、信号無視もしてたし、スタッフさんはシートから落ちるし(笑)。なんとか目的地についたんですけど、初めて死ぬかと思いました。

木下 あと、これはニュースにもなったんですが、今年3月にアメリカで行なわれたSXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)に出演した時、車がライブ会場に突っ込むという事故があったんです。私たちは会場の近くのホテルに泊まっていたのですが、夜中救急車とかのサイレンの音がすごくて。メンバーとどうしたんだろうねって話していました。しかも、事故起こる1時間前、そのあたりでご飯を食べていたので危なかったなと。

高森 アメリカではなかなか怖い思いをしてきたかもしれないです(笑)。

■アイドルではなく、アーティストになりたい

来年、結成から8年を迎えます。

――今年はそういったトラブルに巻き込まれながらも、海外で公演を経て、グループとしては成長できたのではないでしょうか?

高森 6月に新メンバー(中根、松崎、渡辺)が入って半年経って、本当に毎日忙しくて。新メンバーが入って2ヵ月後に海外公演をするということも経験しました。あと、私たちのダンスって特徴的で、ほかのアイドルとは違った変なダンスなんですけど、それにちょっと不安があって。けど練習する中で変なダンスを極めようって気持ちが芽生えました。

――来年で結成8年目になりますが、やりたいことなどはありますか?

高森 最近海外でライブやらせていただいているのですが、まだ海外での単独公演はしていないので、“STARMARIEの海外単独公演”をひとつの目標にしています。なので、来年は絶対叶えたいです。もちろん日本の活動もですが、海外の活動も頑張りたいなと思います。

――そうなると、海外の新規ファンをもっと増やしたいところですね。

高森 世界に向けてだと、YouTubeで動画を公開したり、FacebookやTwitterを頻繁に更新するよう心がけています。FacebookではTwitterでは公開していないオフショットなどを公開したり、海外の人向けに英語で投稿したりしています。その努力もあってFacebookのイイネ!の数は海外の方が多いんですよ。

――では、最後にこのアイドル戦国時代をどう生きるか教えてください。

中根 アイドルって枠よりも“アーティスト”って枠に入りたいって目標があります。人が死ぬ曲だったり、コンセプトである“ダークファンタージー”ってのをもっと極めたいなです。

松崎 ダークファンタジー感ってのもだけど、ダンスが変なのも特徴なので、そこも押していきたいなと思います。

高森 「呪い」とか、ほかアイドルさんは言わない言葉を言っているのでそこも押したいですよね。

――ありがとうございました!
(構成・編集部/写真・山本宏樹)

■STARMARIE(スターマリー)
2008年結成、ダークファンタジーをコンセプトに活動中の5人組グループ。激しいダンスや、悲しいダークな楽曲が特徴。その活動は日本国内だけにとどまらず、2013年にはアメリカのAnime Expo、フィリピンはマニラのBEST OF ANIMEに出演。2014年には世界三大音楽見本市として名高いSXSWに日本のアイドルグループとして初めて出演するなど、アジアだけではなく、アメリカを含め世界で活躍中。
公式サイト/http://starmarie.syncl.jp/

☆1月2日にワンマンライブを行ないます☆
「STARMARIE単独サーカス~DARK FANTASY WORLDの始まり。~」

■会場TSUTAYA O-EAST ■18:00 open 19:00 start
■前売り¥3,500(ぴあ P:245-627、ローソン L:77475、e+)

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