リハーサルから密着しました!

アフィリア・サーガの追っかけ記者は見た! 中堅メンバーの成長、そして熱意を感じたワンマンライブ

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 さて、思い描いていたステージができるということで、メンバーもリハーサルから力が入っていた。芝居パートの練習では、今年4月にFlying Tripの公演『グッバイ・ジョーカー』に出演し、舞台経験を積んでいるレイミー・ヘヴンリーが、スタッフにも積極的に意見を出し、メンバーをリードしている姿が目立つ。レイミー本人に話を聞いてみると、「え? そうですか!? 性格の問題だと思います。気になったことをけっこう言っちゃうタイプなので(笑)」と言うことらしいが、ローラ・シュクレーヌに言わせてみれば、「レイミーはお芝居をやっているので、アドバイスが的確だから助かりますね」とのことだ。

 そんなローラも、芝居の演出がより迫力のあるものになるように、メンバーを脅かす雷の音をもっと大きくしてほしいとリクエストしたり、ステージ上の立ち位置を示す目印を見やすくなるよう調整したり、暗転時にメンバーが動きやすいように照明を変えてもらったりと、細かいところまで目を行き届かせていた。

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 そして、今回のライブのもうひとつの見どころは、回転するステージだ。ライブ本番では5曲目の「聖ナルwktkの星」でお披露目。メンバーが回転しだした瞬間、会場から歓声が上がった。その後、新メンバーのアリス・ローゼン、ナナ・ドロップ・ビジュー、ミュナ・シュリータ、ラブ・ベリー・ジャンヌによる「Bitter Sweet」、アンコールでの「ジャポネスク×ロマネスク」でもこの回転するステージは披露された。特に、アフィリア世界から江戸の街にタイムリープしてしまうという歌詞の「ジャポネスク×ロマネスク」では、2種類の回転板を使い、決めポーズで静止するメンバーがステージを巡る。その今までにない不思議な様子は、まるで時間を跳躍しているかのようで、見応えのある幻想的な演出だった。

 このいつもと違う“回転”の演出も、入念にリハーサルが行われていた。初めての舞台装置に、喜びながらも、慣れないため、四苦八苦するメンバーたち。どうやら回転している時は、バランスが取りにくいようだ。ここではルイズが、重心の取り方について、気づいたことをメンバーにアドバイスしている姿もみられた。そして、「ジャポネスク×ロマネスク」の決めポーズをしながらの回転では、唯一しゃがんでいるポーズのマホ・ソット・ボーチェに対し、周りのメンバーたちから「いいな~」という声が……!? さらに、この回転の演出は、周り続けていると平衡感覚もなくなってくるようで、マホが予防策として、平行を示す印を付けてほしいと、積極的に問題解決に取り組む姿もみられた。

 アフィリア・サーガの初期のワンマンライブのリハーサルでは、委員長のルイズが、新しく入ったメンバーに檄を飛ばしたり、全体の面倒をみていたりとメンバーをリードしていた姿が印象的だった。しかし、ここ最近のライブではローラ、レイミー、マホといった中堅メンバー(つまり、数年前のライブではルイズから指導を受けていたメンバーたち!)が牽引しており、今回はそうしたメンバーの成長もあらためて感じるライブだった。

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