リハーサルから密着しました!

アフィリア・サーガの追っかけ記者は見た! 中堅メンバーの成長、そして熱意を感じたワンマンライブ

「新メンバーが入って、中堅メンバーのローラやレイミーやマホが、教育係みたいなのをやってくれているんですよね、すごく頼もしくて」
アンコール時のMCでそう語ったのは、古参メンバーのユカフィン・ドール。

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 12月20日に千葉県・舞浜アンフィシアターで行われたアフィリア・サーガの6thワンマンライブ『Forest of Brillia 2014 ChristmasLive in Maihama Amphitheater』は、まさにメンバーの成長とユニットが持つ世界観を存分に見ることができたライブだった。会場となった舞浜アンフィシアターは、一般的なライブ会場と異なり、客席がすり鉢状に取り囲む半円形のステージが特徴だ。しかも、床がくるくる回転し、迫り【編注:床の一部が昇降する舞台装置】まである。この特殊なステージを活かし、クリスマスを目前に控えたワンマンライブでは、ファンタジックな世界が繰り広げられた。

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 今回のライブの見どころは、ライブ中に展開される“アフィリア世界”の物語。魔女によって元気がなくなってしまったブリーリアの森【編注:アフィリア王国にある広大な森】やティムタムの木【編注:古代からそびえる巨大な木】、ルミナスの泉【編注:ブリーリアの森にある泉】を、12人の魔法使い見習いが、歌の力で蘇らせるというストーリーのもと、ライブの随所にメンバーによる芝居が盛り込まれていた。

 実は、これまで筆者がアフィリア・サーガを取材するたび、「ワンマンライブでは(アフィリアの世界観をみせる)芝居をやりたい」と口々に語ってきたメンバーたち。その言葉のとおり、2013年5月に行われた5thワンマンライブ『恋の百年戦争』から、メンバー一人ひとりが短いセリフを言い、ライブや楽曲に物語を絡ませるという演出が入るようになった。そんな“アフィリア・サーガ”にしかできないライブの方向性を示してきた彼女たちだが、今回の『Forest of Brillia』で、メンバーが求めていた“アフィリア・サーガのライブ”の姿を確立できたと言ってもいいだろう。

 特に、これまではライブ中にセリフがあっても、メンバーが一方的にセリフを語るだけであったが、今回は先輩(ファン)との絡みもあったことは注目に値する。物語では、歌の力でブリーリアの森を蘇らせることに自信を持てず、委員長(リーダー)のルイズ・スフォルツアが弱気をみせる。しかし、そんなルイズに対し、コヒメ・リト・プッチは、私たちには応援してくれる先輩たちがいると、会場の先輩に声援を求めた。そして、ユカフィンをはじめとするほかのメンバーも、次々に先輩に観客を求め始める。観客を物語に引きずり込む新たな演出によって、芝居には、先輩も“アフィリア世界”を一緒に共有できる面白さが生まれていた。ちなみに、蘇ったティムタムの木は、この日を忘れないために、クリスマスツリーになったとか。現実と空想が織り混ざるところも、2.5次元を目指すアフィリア・サーガならではの演出といえる。

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