開催迫る「ジャンプフェスタ」を大々的にアピール! 関連グッズへの注力も著しい「週刊少年ジャンプ」

――発行部数約266万部(一般社団法人 日本雑誌協会発表)を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)。そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からご紹介!

1412_jump03.jpg「週刊少年ジャンプ」2015年3号(集英社)。

 本日15日発売の「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)2015年3号の表紙と巻頭カラーは『僕のヒーローアカデミア』。単行本30万部を超える大ヒットとなった本作の勢いはまだまだとどまるところを知らない。電子版の「少年ジャンプ+」での番外編も掲載されているので、ファンは合わせてチェックを。

 今週の掲載順は、上から『僕のヒーローアカデミア』『ONE PIECE』に続き、急上昇の『斉木楠雄のΨ難』『暗殺教室』と並ぶ。一方、前号のビリ前から陥落した『Sporting Salt』が最下位に。その上には、こちらも順位を落とした『ジュウドウズ』が。前号まで『Sporting Salt』と最後尾争いを繰り広げていた『ハイファイクラスタ』は上昇。このまま浮上できるかにも注目だ。そして、今号では、2014年49号から始まった作家・西尾維新「原作」の短編読切シリーズ「大斬-オオギリ-」の『オフサイドを教えて』が登場。本作は、『ねじまきカギュー』の中山敦支を「漫画」に迎えている。「ジャンプ」「ジャンプSQ.」「ヤングジャンプ」「別冊マーガレット」にまたがって全9本掲載される読切も、三分の二まで到達した。残りの3作品にも期待がかかる。

 さて、今号で、仲良く並ぶこととなった『斉木楠雄のΨ難』と『暗殺教室』は、作者が共に埼玉県入間市出身ということで、「ジャンプNEXT! 2012年AUTUMN」にてコラボマンガを掲載。その劇中に登場する銘菓「いるまんじゅう」がこのたび実際に製作され、20日・21日に開催される「ジャンプフェスタ2015」を皮切りに、入間市で順序発売予定となっている。期せずしてか、今号では「ジャンプ ドリームグッズプロジェクト!!」の結果が発表された。本企画は、読者から“「こんなグッズが欲しい!!」という夢を募集し”、採用されたアイデアは実際に商品化されるというもの。結果、『ONE PIECE』から「骨つき肉どんぶり」、『ワールドトリガー』から「レプリカ 2WAY マフラーキャップ」、『DRAGON BALL』より「筋斗雲レジャーシート」が選ばれた。こちらのグッズも「ジャンプフェスタ2015」で先行発売とのこと。さらには、今号のセンターカラーで画像が公開された『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』のガシャポンも「ジャンプフェスタ2015」先行発売だ。参考までに、『ONE PIECE』2012年度の市場規模は、関連グッズを含めて約1000億円とされている。『ONE PIECE』までとはいかないまでも、「ジャンプ」グッズが大きな市場を持っていることが想像できるだろう。

 そして、今号の注目は、先述の「ジャンプフェスタ2015」。まず、開催直前恒例の「ジャンプフェスタ」紹介マンガとして、『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』のスピンオフ「磯部磯兵衛、ジャンプフェスタへ行く。」が載っている。そのほか、今号では「ジャンプフェスタ」の会場マップやフードコーナー「ジャンプ屋台村」のメニュー一覧など、関連情報を多数掲載。昨年は2日間で約14万5000人もの来場者を数えるほどの一大事業となった「ジャンプフェスタ」。「ジャンプ」本誌の情報ページに目を通してみると、その注力具合がわかるはずだ。

 最後に、今号では『暗殺教室』の作者・松井優征が目次コメントで空撮ドローンに言及。偶然にも今号の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』はマルチコプターを取り上げるというシンクロニシティ(?)が。こうしたちょっとした小ネタのほか、目次コメントでは作者同士の兼ね合いなども散見されるので、見逃している人はぜひ読んでみてもらいたい。

(雑誌やマンガ作品に関して、言及のない限り、版元は集英社。文中、敬称略)

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