【Live5pb.2014特集】「アフィリア・サーガの新曲は、牛丼屋で聞いて『何だ!?』と思う曲を作った」 桃井はるこに聞く作曲の裏側

■インタビュー “デビュー6周年のアフィリア・サーガへの思い”

1412_live5pb08_2.jpg桃井はるこ。

――今回のLive5pb.の感想をお願いします。

桃井はるこ(以下、桃井) 私、ほかの出演者のステージもちょこちょこ関係者席で見ていたんです。お客さんがとっても盛り上がっていて、すごく楽しいライブだと思いました。お客さんがすごく楽しんでいるのが自分にも伝わってきたので、ステージに立っている人たちにも伝わっていたと思います。

――昨年に続き、今回も高橋名人とコラボをしましたね。

桃井 高橋名人とは「愛はメリーゴーランド」を歌わせていただいたんですが、今回は振付にも挑戦して、とても楽しかったです。名人も言っていましたが、ノリがいい曲の中で、ちょっと雰囲気が違ったので、面白いと思ってもらえていたらいいな。

――桃井さんは、11月にリリースされたCDアフィリア・サーガの新曲「ジャポネスク×ロマネスク」を作詞していますね【編注:作編曲はbassyさん】。

桃井 アフィリア・サーガが、Stand-Up! Recordsに移籍して第一弾のシングルが「マジカル☆エクスプレス☆ジャーニー」という、アフィリアの世界観を前面に打ち出した曲だったのですが、今回はライブで歌うことをイメージして、ライブでとにかく盛り上がれる曲にしました。最近、私もアフィリア・サーガの曲を街中で聞くことがあるんですよ。だから、牛丼屋さんで流れていて、「何だこの曲!?」と思ってもらえる曲をイメージしています。また、来年もアフィリア・サーガはアニメの主題歌を歌うことが決まっているので【編注:アフィリア・サーガは、2015年1月から放送されるTVアニメ『ISUCA-イスカ-』の主題歌を担当する】、年末に向けて、もっと盛り上がっていける曲にしようと思いました。

――年末と言えば、アフィリア・サーガが12月20日に舞浜アンフィシアターでワンマンライブを行いますね。

桃井 会場もアフィリア・サーガのイメージにマッチしているような場所にあるので、それを含めてお客様に楽しんでもらえたらいいなと思いますね。例えば、今回のライブを見て、アフィリア・サーガっていいなと思った人がいても楽しめるような会場なので、今まで応援してくださっている先輩(アフィリア・サーガのファンのこと)はもちろん、初めての方でも気軽に来て欲しいと思います。

――そんなアフィリア・サーガは6周年を迎えましたね。

桃井 アフィリア・サーガは、6年前の2008年のLive5pb.でライブデビューしたんですよね。だから、今回で6年目になるんです。それを考えると、雪が降る中で、秋葉原のとらのあな(同人グッズ専門店)のご好意で、ちょっと歌わせてもらったりして。本当にメンバーよりも先輩の方が少ないくらいだったんですよ。それがみんなに受け入れてもらって、アニメの主題歌を歌わせてもらったりとメンバーの夢も叶っていって、卒業メンバーも変わらずアフィリア・サーガのことを応援してくれているし、これから先ももっといい年になるんじゃないかなと思います。だから、2015年もアフィリア・サーガに期待してください。

――桃井さんは、今回初出演となったアイドルカレッジさんが歌っていた「あのコが、髪を、切らない理由。」の作詞もしていますね。

桃井 自分が作った曲を関係者席で腕組みしてみるのが夢だったので、Live5pb.はそれが叶うイベントになってうれしかったですね。でも、その上で、自分もショルダーキーボードを演奏して歌えて、みなさんに盛り上がってもらえて、名人とも歌えて……アフィリア・サーガのみんなも言っていましたが、ここは夢が叶う場所なので、本当に楽しいライブでした。

――ありがとうございました!
(取材・文/桜井飛鳥)

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