“地下アイドル”顔負け!? 話題づくりのためにはセミヌードにもなる女子プロレスの今

2014.12.05

株式会社スターダム公式サイトより。

 随所にプロレスからの引用を盛り込む「ももいろクローバーZ」や、「BiS」と「アップアップガールズ(仮)」がプロレス団体・DDTプロレスリングとビックマッチを行うなど、ブームまっただ中のアイドルとプロレスの関係は深い。そんな影響もあってか、アイドルとプロレスの兼任オタクも珍しくない。

 そして、そんなアイドル文化とプロレスの関係性の深さは、女子プロレス団体「スターダム」に潜入取材をした、12月3日放送の『紅リサーチ』(テレビ朝日)の中でも散見された。

 1970~80年代に盛り上がりをみせるも、今では衰退の一途をたどっているといわれている女子プロレス。そんな業界に生きる彼女たちを、精神面だけでなく金銭面でも支えているのがファンの存在だ。スターダムの選手には紫雷イオといった美形も多く、物販では写真集などのグッズに力を入れている。この写真集はなかなかの出来栄えで、中にはなんと女子プロレスラーのセミヌードの写真も。選手曰く、ファンを喜ばせるという理由もあるが、話題づくりのために脱いでいるのだとか。

 さらに、試合会場では選手自らグッズを手売り。物販コーナーでファンと握手したり、2ショット写真を撮影するなど、まるで“地下アイドル”の物販。これには、Twitterなどでも「地下アイドルみたい」という声が上がっていた。これらはファンとの交流のために行われているそうだが、ファンも「試合を見るだけじゃない楽しみがあるのが魅力的」と楽しそうだ。スターダムのグッズ収入は、団体の総収益の3割を占めるほどだという。

 かつてはアイドルから女子プロレスラーに転向したミミ荻原などが人気を誇ったが、アイドルブームの今、女子プロレス出身のアイドルが生まれる日もそう遠くないかもしれない……?

編集部オススメ記事

注目のインタビュー記事

人気記事ランキング